<交通のはなし> 東京~京阪神間高速バス

私の好きなJRバス関東のホームページを眺めていたら、京阪神行きバスラインアップのページがありました。驚いたのはそのバリエーション!今は東京~大阪間を一番安くて2100円で移動できるのです。青春18きっぷを使うより安い…。

超得割青春号というバスは、普通の座席(4列シート)が4200円で、満席の場合は補助席に2100円で乗れます、という価格設定。普通の座席が満席の場合にしか補助席用チケットは販売されないそうですが、あえてこちらを狙う人も絶対いると思います。 他のバスとの決定的な違いは車内にトイレがないこと。途中4箇所で各15分休憩するそうですが、補助席だと夜4回起こされるのはちょっとたまらないかも。その分安いのだと思います。

それ以外に安いのは…
・青春メガドリーム号前日購入
 (閑散期3500円・繁忙期4000円・当日4300円)
 ※ドイツ・ネオプラン社製の全長15メートルのバス
・青春ドリーム号
 (片道5000円・往復9500円・早割21だと片道4250円)

ちなみに普通のドリーム号(3列シート)は東京~大阪間8910円、プレミアムドリーム号のプレミアムシートは9910円です。同じくプレミアムドリーム号のスーパーシートはドリーム号と同じ8910円ですが、21日前に購入すると35%引の5790円!

私が学生の頃は普通のドリーム号しかなかったのですが、本当に選択肢が増えた…隔世の感です。卒業して日本に戻ってからいろいろ乗ってみたいなーと思いました。新幹線のほうが当然楽だし新幹線に乗るお金がないわけではないけど、これだけ安いとそれはそれで魅力。それに今はチケットがネットで簡単に購入できるし、毎回みどりの窓口や旅行社に買いに行っていた学生の頃と比べて手続きが格段に便利になっているのもポイントでしょう。

これだけJRバス関東ががんばっているのは、近鉄バス(ツインクルライナー・カジュアルツインクル号)や観光バス会社(クリスタル観光バスなど)の期間限定激安便に対抗するためです。加えてこの格安料金が実現可能になったのは各種規制緩和も関係していると思います。例えば全長15メートルのメガドリーム号は一般のバスの大きさ(全長12メートル)を超えるため今までは走れなかったのですが、ルートを限定して免許を取得しています。バスが3メートル伸びるだけで定員が42人→84人と倍増します。ガソリン使用量・CO2排出量も少ないとメリットは大きいです。メガライナーはまず東京~つくば間で昨年から運行し、その結果が良好だったので満を持して(?)東京~大阪線に投入されました。

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ちなみにこちらでバスの需要が多いのはボストン~ニューヨーク間の移動です。中国系のバス会社がボストンとニューヨークのチャイナタウンを片道15ドルで結ぶ便を運行しており大人気です。もともと中国人の労働者を運ぶ目的で運行が開始したのだとか。以前は10ドルだったのですが事故を起こしたこともあって15ドルに値上げして質を上げた(たぶん運転士のシフトに余裕を持たせた)そうです。他にもグレイハウンドというバス会社が25~35ドルくらいで運行しています。

ちなみにボストン~ニューヨーク間の距離はだいたい東京~名古屋間と同じくらいです。バスだと4時間前後で上記の値段、電車だと3時間半で100ドルくらい、飛行機だと1時間で100ドル~150ドル(でも空港~ダウンタウン間の移動に時間がかかって実際は2時間半くらい)です。早朝便の利用や早期割引などによってもう少し安くなる可能性はあります。

東京~名古屋間を1時間45分(のぞみ)で移動できる日本ってすごい国ですね。もっとも、N700系(現在JR東海が開発中の新型車両)が導入されるとさらに5分ほど短縮になるみたいです。

こっちにいると、日本人の時間感覚ってすごいな、と思うようになります。
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by coast_starlight | 2006-08-22 22:11 | 交通のはなし


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