<授業のはなし> 秋学期第1週

a0079741_12392870.jpg月曜日(9月11日)から秋学期が始まりました。ここケネディスクールでは最初の2日間は授業は行われません。ショッピングデーと呼ばれるこの2日間は、各授業の担当教授が授業説明を行い、これを元に履修する授業を決める参考にするというシステムになっています。この1週間はというと、

月曜日: ショッピングデー(授業なし)
火曜日: ショッピングデー(授業なし)
水曜日: 第1回授業(月・水曜日の授業)+オンライン履修登録締め切り
木曜日: 第1回授業(火・木曜日の授業)+入札対象科目決定+入札開始
金曜日: 第1回授業(金曜日の授業)+入札締め切り+履修科目確定

となっています。以前書きましたが、人気のある一部の授業では、履修希望者>履修可能者の場合入札(bidding)が行われます(説明はこちら)。入札の際のポイント配分を間違えると「二兎(あるいはそれ以上)を追うもの一兎を得ず」状態になってしまうので気をつけないといけません。逆に読みがうまいと複数の人気科目にうまく履修登録ができるかもしれません。2年目は1年目よりもポイントが多いので有利と言えばそうなのですが、最終学年なのでここでとれないと後がありません。私も履修したい科目のうち2科目が入札対象になってしまい、つい先ほどかけるポイントを決めました。うまくいけばいいのですが…。

a0079741_12401316.jpgところでケネディスクールでは修士課程プログラムとは別に数週間のエグゼキュティブプログラムというものも開講されています。これは世界各国の政府機関や企業などから派遣される中堅(あるいはそれ以上)エグゼキュティブ向けのプログラムで、財政学や環境政策などなどあらゆるプログラムが開講されています。最近気になるのは中国から派遣されている人の多さです。おそらく中国政府からだと思いますが、どうやらオーダーメイドのプログラムが組まれているようで、噂では通訳までつけているらしいです。すごい…。ケネディスクール側がここまでするのも、おそらく今後の中国の台頭を読んでのことだと思います。彼らは中国からやってきてそのままケネディスクールに直行するのか、時々学校内のソファーを20人くらいの中国人が占領して爆睡しています。今週はそのプログラムが始まった週だったらしく、後ろからこっそり写真を撮ってしまいました…。これを見ると「宿泊先に寄るヒマもなくケネディに連れてこられて大変だな。お疲れさま。」と思う一方、あまりに多数のおじさんおばさんが爆睡している光景を見ると、「何かなぁ…」という気分になるのも事実です。

今週の金曜日は何もないので休みですが、この1週間は本当に疲れました。ショッピングデーでは毎日6~8科目の授業説明を聞き、その科目をとるかとらないかをシラバス(講義概要:授業でカバーする内容や各授業日に何をカバーするか、読むべき本や教材について全て書いてある)を熟読しスケジュールを考えているうちに水曜日には授業が始まります。初回の授業ではまだ授業紹介の延長みたいなことをやる授業が多いですが、とるかとらないかがわからない授業に関してもとりあえず出ておかないともしとることになった場合困るので、その準備も…と考えると履修科目が決まるまではそれなりに負荷が高いです。昨年の反省事項ですが、時差ぼけがまだ直っておらず引越し直後の疲れもあってショッピングデーにあまりたくさんの授業紹介を聞かなかったため、結果として納得のいく科目選択ができたとは言い難かったです。そのこともあり、今回は少しでも気になる科目についは全ての授業紹介を這ってでも聞きに行くと決意し実行しました。事前の評判や噂・過去にとった人の話やシラバス(オンラインで公開されている)も参考になりますが、やはり自分自身が直接教授の話を聞かないと本当の印象はわかりません。

2年目の滑り出しはまあ順調、英語で言うと"So far so good."というところかな?学校が始まったことですし、来週以降学校生活そのものについても書いていきたいと思いますので時々こちらのブログにも是非お立ち寄りください。
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by coast_starlight | 2006-09-15 12:50 | 授業のはなし


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