<話のネタ> ベッドメイキング・チャンピオンシップ

a0079741_13555528.jpgアメリカの格安モーテルチェーンであるスーパー8では、客室係として働く従業員を対象にベッドメイキング・チャンピオンシップという大会が2年に一度開催されます。これは文字通りベッドメイキングの速さと腕を競う大会で、今年は地域予選を勝ち抜いた27人がミネソタ州モールオブアメリカでの決勝大会に臨み、サウスダコタ州のスーパー8で働く女性が見事栄冠を手にし賞金25000ドルを獲得したそうです。ちゃんとロゴもあって、bedmakingのkの字がシーツを広げる人の絵になっているのが何ともいい味出しています。(詳しくはこちら

この大会の目的はおそらく客室係の技能とモチベーションの向上、および宿泊客に対しての宣伝だと思います。ほかの宿泊施設チェーンでも社内で同様な大会を行っているところはあるかもしれませんが、スーパー8以外にこのような大会の存在を広報しているところを私は他に知りません。毎日ひたすら宿泊客が使った部屋を掃除するという地道な作業に光を当てることにより客室係のやる気を引き出すのが狙いであることは想像できますが、それは裏を返せば長く働いてもあまり賃金が上がらないということかもしれません。一方で、このようなモーテルは田舎にあることが多いですから、地元の人にとっては貴重な雇用機会を提供しているとも言えます。

田舎のモーテルの経営者から見ると「他に雇用の場があまりない」という理由で長く安定して働いてもらいやすいかもしれませんが、それはあくまで外部環境によるもので従業員のモチベーションがあがる理由にはなりにくいと思います。しかし一モーテルができるモチベーション向上案には限界があります。そういう意味でこの大会はフランチャイズのメリットを生かしたモチベーション向上策だと思います。

ちなみに優勝者のタイムは2分12.85秒。100分の1秒単位で計測されるから驚きです。もしシーツにシワがあったりなど基準を満たしていない場合は1項目につき5秒加算され、3項目以上基準に満たない箇所がある場合は失格となるそうです。

私が自分の家のベッドをベッドメイキングしたら…その倍以上の時間がかかってもできるかどうかかなり怪しい。それ以前に失格になってしまうと思います。
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by coast_starlight | 2006-09-20 14:02 | 話のネタ


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