<話のネタ> 胃腸を鍛えるには

出張先でひょんなことからあるお医者様と夕食をご一緒することになり(仕事とは全く関係ない)、そこで旅先での下痢についての話になりました。海外に行くとおなかの調子が悪くなるのは、普段と違う食べ物と水を摂取することにより体内細菌の構成が変わるからなのだそうです。このスピードは意外と速く進み、ほんの数日でがらっと変わるのだそうです。そのためこの種の下痢は帰国するとすぐなおるのだそうですが。逆に長く住んでいると体がその体内細菌構成に慣れていって平気になるということもあるそうです。そこで気になって「あのぉ、胃腸って鍛えられるものなのですか?」と聞いてみました。先生の回答はざっと言うと以下の通りでした。

1.下痢をするのは、腸が体に悪いものを排出させようとしているからで、この流れに逆らって下痢を止めようとするのは良くない。過去にO157による食中毒で死亡者が出てしまったのは、医者が抗生物質を処方し体内細菌まで殺してしまい、また下痢止めを出して悪いものの排出を止めるという二つの要因によるものと考えられる。それよりも下痢によって同じく体外に排出されてしまう水分や電解質を補うほうが大事。冷たい水は胃腸を刺激するのでぬるめの水が良い。

(そんなわけで、今後海外に行くときは、ビオフェルミンと粉末のポカリスエットでも持っていこうかと思います。)

2.よく下痢をする人とあまりしない人がいるのは、腸が敏感かどうかの違い。従ってよく下痢をする人のほうが、長期的にみて悪いものを溜め込まないから大きな病気をしないこともある。

3.日本人の場合腸が長くて本来はあまり肉食に向いていない。また腸が長い故に悪いものが長い間溜まってしまう。日本人が他の人種と比べて胃腸が相対的に弱いのはそのせいもある。「胃腸を鍛える」のは無理だが、日々野菜や穀物中心の食生活を心がけ、ヨーグルトを毎日食べ善玉菌を常に体に住まわせておくことが、胃腸の働きを良くすることにつながる。ちなみにここでいうヨーグルトは何でも良くて、それよりも毎日摂取することのほうが重要である。

Tボーンステーキを食べながらこんな会話するのもなぁ…と思いながらも、胃腸が弱いと悩んでいた自分にとっては、非常にためになりなおかつ元気の出る話を聞くことができました。先生、どうもありがとうございました。
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by coast_starlight | 2007-09-21 13:34 | 話のネタ


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