<旅行> 南アフリカ共和国/ヨハネスブルグ (その2)

その1をアップロードしてからだいぶ時間が経ってしまいましたが、思い出して書いてみることにします。

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a0079741_23181731.jpg黒人居住地ソウェトを観光するには、ガイドつきのツアーで行く必要があります。ネルソン・マンデラの家とヘクター・ピーターセン博物館は観光客が多く訪れるので安全に観光することができますが、それ以外の場所にガイドなしで行くのは危険すぎます。もっとも、最近は国際協力NGOなどがソウェトのお宅ホームステイ体験ツアーなどをやっていたりするそうですが…。今回は時間がなかったのでマンデラの家と博物館のみ訪れました。マンデラの家では、一定人数が集まるとガイドツアーが始まります。それまでは見学できないので人数が集まるのを待たなければなりません。ただツアーといっても家全体がかなり狭い(2LDK、60平米くらい)ので15分くらいで終わってしまいます。この家は狭いと言っても、当時のソウェトにあった他の家と比べれば立派なほうだったと思います。マンデラは逮捕される1963年までここに住んでいました。獄中生活から開放されてこの家に戻ったときは英雄扱いでマスコミが押し掛けてきたため、わずか10日足らずで他の場所に移ったそうです。今もマンデラは健在で、ヨハネスブルグ郊外の高級住宅街に居を構えています(そこの前も通った)。

a0079741_23191421.jpg次に向かったのがヘクター・ピーターセン博物館という、1976年に起こった大規模な反アパルトヘイト運動の博物館があります。この年、黒人が学校教育で強制的にアフリカーンス語を習わされていたことに対し、抗議のデモが起こりました。アフリカーンス語はオランダ系移民、つまり白人の言語であり、黒人にとってこれを強制的に習わされることは屈辱であったのです。このデモに対して警察当局は発砲するなどして鎮圧しようとし、その最初の犠牲者になったのがヘクター・ピーターセンという13歳の少年でした。写真で抱きかかえられているのがその彼です。しかしこのデモがあってから実際にアパルトヘイトがなくなるまでに15年以上の年月がかかりました。





a0079741_2320577.jpgお昼前にソウェトを後にして向かったのはライオンパークというサファリパークです。本当はもっと本格的なサファリパークがあるのでしょうが、お手軽な観光客向けの(?)場所だと思います。ここに到着した頃ちょうどお昼になったのでガイドのデニスさんとお昼を食べました。デニスさんには奥さんと高校生の息子が2人いるそうです。息子さんは2人ともダーバンの全寮制の学校に入れているとのことでした。話を聞いていると彼は黒人の中でも割と良い暮らしをしているほうではないかと思えました。何でもサントン郊外に一軒家を買い、BMWを2台所有しているそうで、休みにはヨーロッパや東南アジアに旅行し、奥さんも今は働かなくていいくらい生活に余裕があるそうです。じゃあ私のガイドもやらなくていいのでは?と突っ込みたくもなったのですが、やっぱり定期的な収入源は必要なのでしょう。ちなみにデニスさんは株で儲けたと言っていました。南アフリカは経済が良くて、特に通信系の会社の株で儲けたと言われていたような気がします。「株で大事なのは、一度買ったらしばらくは株価をチェックせず放っておいて、何ヶ月か経ってからチェックすることなんだ。」確かに…でも経済が好調な中興国的な考え方かも、と思いました。ライオンパークでは、ライオンの子供にさわることができます。

a0079741_23223161.jpga0079741_23203768.jpgライオンパークに行った後プレトリアに向かいました。プレトリア市街の中心部にある広場には、どういうイベントがあったのかわかりませんが多くの人が群れを作っていました。でもズールー語で何をいっているのかさっぱりわかりませんでした(つまり、集まっているのは基本的に黒人のみ、ということ)。同じ国でも言葉の壁があるんだ…と思いました。その後高台にある大統領府に連れて行ってもらいました。天気が良かったので眺めも非常に良く、ここだけは観光客が多く普通に一人で歩いていても問題ない感じでした。プレトリアからホテルに戻ったのは夕方5時頃でした。その後は一人だったのでホテルに直結するショッピングセンター(くらいしか一人で行けるところはない)にお惣菜を買いに行き、一人で部屋で食べていました。

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次の日はまた国泰航空に20時間乗り、成田に戻りました。途中することがないのでひたすらお酒を飲んで寝ていました。

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by coast_starlight | 2007-10-24 23:25 | 旅行


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