<私のはなし> グランピー

子供の頃、マクドナルドで「スマイル0円」と書いてあったのを見たことがありますが、あれは今でもあるのでしょうか?

留学中、アメリカ人との付き合いで一番感じていたのは、「フレンドリーに接してくれていても、必ずしも相手が自分のことをフレンドだと思っているとは限らない」ということです。例えば、アメリカ人は基本的に人と目が合うとスマイルで返してくれます。これは、相手に対して警戒心を持っていないということを示すための目的もあるようです。従って、必ずしも相手が自分に対して好意を持っているとは限りません。なので私はどうも相手のスマイルを割り引いて見てしまうような気がします。こちらも可能な限りスマイルで返すのですが、腹の中では「う~ん、この人一体何考えているんだろう」と思ってしまうことはなくもなかったです。そういうときに一瞬しかめっ面をしてしまう自分がいます…う~ん、すぐに顔に出てしまうんですね。(もちろん、裏表のない素晴らしい人も留学中にはたくさん出会いましたが。)

私はスマイルが大の苦手です。アメリカに通算6年ほど住んでいたにもかかわらず、です。普段は淡々としているというか、笑っていることはあまりありません。私がニコニコしているのは大好きなイモムシさんやシロクマさんと戯れているときくらいかもしれません。たまにあまり自分のことを知らない人から「そんな暗い表情しないでスマイルでいなよ」みたいなことを言われると「何であなたに対してスマイルしなきゃいけないの」と思ってしまうくらいです。マクドナルドで働くのはムリですね。私が大ファンであるタイ人の友人ソポン君にも「初めて会った時はグランピーな人だと思ったけど、話しているといい人だということがわかった」とか言われたことがあります。ただ自分の名誉のために書いておくと、相手が信頼するに足ると思えばその喜びを満面の笑みに示して仲良くしたいという態度を示しますよ。もっとも私の場合、一般的に人と仲良くなるのに、時間がかかるみたいですが(これでも今やっている仕事は海外営業だったりします)。

ちなみに英語でグランピー(grumpy)とは「無愛想な、不機嫌な」という意味です。某女性芸能人の「別に」「特にありません」の態度はまさにグランピーそのものです。あれを見たときは、さすがの私もあんなことはしないな、と思いましたけど…。留学生活中、特に2年目は割と慣れてきて結構笑顔をつくることができるようになったのですが、最近自分の表情が単調だなと思います。機嫌が悪いわけではなく単に今まで通りに戻っただけなのかもしれませんが、仕事や日々の生活で考え事をすることが多いからかもしれません。

日本のことわざでも「笑う角には福来る」と言うし、ニコニコしているほうがいいのかもしれないんですがねぇ。頭ではわかっているんですけど、どうしてそういう自分がいるのだろうか?その理由を考えていると、またまた深刻な表情になってしまう…。

誰か、私を笑わせて下さい。
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by coast_starlight | 2007-11-12 23:41 | 私のはなし


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