2006年 10月 15日 ( 2 )

<交通のはなし> 鉄道の日

そういえば今日(10月14日)は鉄道の日だった…というわけで少しは鉄道の日らしいイベントを、と思い勉強の息抜きに一人DVD鑑賞会を行いました。1872年のこの日に、新橋~横浜(現・桜木町駅)間に日本初の鉄道が開通しました。それから130年以上が経ち、開業当時時速三十数キロで走っていた鉄道が今は360キロ(JR東日本が開発中のFASTECH360)を目指すまでになりました。その差、約12倍!車両のスピードだけでなく乗り心地の良さ(居住性・騒音・振動)や鉄道の走行を支える地上インフラシステムの進歩にも目覚しいものがありました。この間の鉄道技術の進歩、およびその技術開発に携わってきた人たちの努力を思うと目頭が熱くなります。鉄道業界に身を置く者として、今いる環境で学んでいることが卒業後日本の鉄道技術を海外に売り込むのに少しでも役立てば…と気持ちを新たにしました。

a0079741_1361851.jpg今回見たDVDは「草軽電気鉄道」。草軽電気鉄道は、大正4年7月22日に新軽井沢~小瀬温泉間の蒸気運転にに始まり、最終的には電化し草津温泉まで延伸しました。場所柄高原の避暑地および温泉に観光客を運ぶだけでなく、戦時下は戦地へ向かう兵士を運ぶ役割も担っていたそうです。しかし終戦直後に国鉄長野原線(現在の吾妻線)が上越線渋川~長野原(現在の長野原草津口)間の旅客営業を始めたことに伴い乗客は減り始め、これに自然災害(台風)が追い討ちをかけました。昭和35年には草軽鉄道の乗客は全盛期の約8分の1の5万6千人に激減し、昭和37年、惜しまれながら廃線となりました。現在も草津温泉に行こうと思うと鉄道はなく、長野原草津口駅からバスに45分くらい乗らなければなりません。

ところでこのDVDの映像は廃線直前の昭和33年~37年の間に撮られたものです。8ミリ映像の質が時の流れを表していると思いました。ここで働く車掌さんや乗客は一体何を考えていたのでしょうか…まさか40年以上経ってからここアメリカで自分たちの姿が見られているなんて思いもしなかったでしょう。

a0079741_1365981.jpgこのDVDは(日本の)大学院時代の同級生が送ってくれたものです。研究室が交通関係だったので、同級生には鉄道やバス好きが多く(というかほとんど全員)、よく鉄道関係のネタで盛り上がることがよくありました。最近はあまりそういうこともなく懐かしい思いになりました。このDVDには他にも九十九里鉄道・松本電気鉄道浅間線・越後交通栃尾線の映像も入っているので少しづつヒマをみて一人鑑賞会を開く予定です。

ほかにも、こちらに持ってきていたグッズを眺めながら日本の鉄道に思いを馳せていました(ちょっと路線は違うかもしれませんが)。写真は、今はなき蒲原鉄道・新潟交通・(これは今でもある)西鉄宮地岳線の切符および廃車になった200系新幹線の銘版です。入手ルートは秘密です。なお、これらはプレゼントコーナーの品物にはなりませんのであしからず。
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by coast_starlight | 2006-10-15 13:12 | 交通のはなし

<日々の出来事> リライアブル・マーケット

今日はお昼にハーバード日本人会の集まりに行った後そこで会った友人がそのまま私の家に来ることになり、アイスクリームを食べながら「そういえば、買い物行かない?」という話になって、彼女の車で一緒にリライアブル・マーケットという韓国系スーパーに連れて行ってもらいました。ここは韓国系ですが日本のものも多く取り揃えてあり、日本人もよく行くスーパーの一つです。私もその存在は知っていたものの、車がないと不便な場所にあるため今までなかなか行く機会がありませんでした。しかしいざ行ってみるとその品揃えの豊富さにゾッコン。日本ではなかなか手に入らない韓国系食品があるのに感動し、「すごい!サムゲタンセットがある!」「コチュジャンだけで店の中に一つのコーナーができてるよ!」「冷凍カルグクス(うどんの一種)なんて初めて見たよ!」とか一人でブツブツ言いながら店中をキョロキョロ見て歩いていました。その一方で納豆も10種類くらいあったりと日本人客もかなり意識しているようで、リライアブルという名の通り信頼のおけるスーパーを目指しているという努力を感じました。もっとも、お菓子の種類も豊富で目の着くところにたくさん置いてあるのは子供を意識したある意味スマート(クレバー?)な経営だと思いましたが…。

このスーパーに行ったら絶対買おうと思っていたのがナムルとコチュジャン。これでビビンバをつくるのが私の渡米以来ずっと持ち続けていた夢でした。というのも日本でずっと使っていた石鍋を持ってきたにもかかわらず食材を買う機会がなく、ずっと食器棚の中で眠っていたからです。でも今日はその石鍋がいつにも増して光り輝いて見えました。

ナムルセットは量が多いので、あと2回くらいはビビンバが食べられそう。調理時間が10分もかからず、なおかつ栄養価の高い石焼ビビンバは、時間がないときにお勧めですよ!私も東京で働いていた頃、帰りが遅くてゴハンをつくるのが面倒なときはよく石焼ビビンバを家で食べていました。

石焼ビビンバは自宅でも手軽に作れます。下記に作り方を書いておきましたので是非お試しください。


☆石焼ビビンバのつくりかた☆a0079741_922746.jpg

準備するもの:

食材
・ナムルセット(日本だとスーパーでも売っていると思います)
・ごはん
・卵の黄身(余談ですが、韓国語で卵のことをケラン(鶏卵)と言います)
・コチュジャン(ナムルセットについていることもありますが、好みに応じて足してください)
・キムチ(これも好みに応じて)
・ごま油

食器…揃えると本格的な韓国料理を食べている気分になります
・石鍋(私は日本にいた頃ジャスコで1000円くらいで買いました)
・スジョ(金属製のスッカラク(スプーン)とチョッカラク(箸)のセット)

1.コンロに石鍋をかけ、7分くらいかけて熱する。
2.熱した石鍋にごま油を入れ、均一に広げる。
3.ごはんを入れる。この時、ジューッという音がしない場合は、まだ熱し方が足りないかもしれません。
4.ナムルをごはんの上に乗せ、中心部にコチュジャンをかける。
5.コチュジャンをかけた部分に溝をつくり、そこに卵の黄身を入れる。
(一部のビビンバ屋で白身も入れているところがありますが、黄身だけのほうがおいしいと思います)
6.できあがり。豪快にかき混ぜて食べてください。

好みでキムチを入れる人もいますが、韓国人に言わせるとビビンバがすっぱくなるからそれは「えぇ~っ!」という感じなのだそうです。でも自分が好きなように食べればいいと思います。私も時々入れます。私はコチュジャンをふんだんに入れて思いっきり辛くするので、混ぜたらゴハンが真っ赤になっています。これを食べたおかげで体が熱くなってきて「さあ勉強しよう」という気分になってきました。その前にこれを書いていたりするんですけどね…。

なお、写真上でスプーンと箸の位置が逆になっているような気がしますが、そこはご愛嬌ということでご勘弁願います。
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by coast_starlight | 2006-10-15 09:06 | 日々の出来事