2006年 11月 09日 ( 2 )

<日々の出来事> 中間選挙

a0079741_12542518.jpga0079741_1254569.jpg昨日(11月6日)はアメリカ合衆国中間選挙の日でした。この日、下院(日本の衆議院にあたる)全議席と上院(同参議院)の3分の1の議席、州によっては州知事選挙が行われました。アメリカでは大統領選挙が4年に一度、下院(任期2年)と上院(任期6年・2年毎に3分の1を改選)の選挙が2年に一度行われるのですが、今回は大統領選挙がない年なので、日本語では中間選挙と呼ばれます。英語では単に"Election 2006"と呼ばれるのですが…。与党の総裁が首相になる日本とは異なり、中間選挙で大統領の所属政党が過半数をとれないと、大統領の所属政党と議会の多数派政党が異なるというねじれ現象が起きてしまいます。今回、民主党(Democrats)が共和党(Republicans)を破り上院・下院とも過半数の議席を獲得したので、このねじれ現象が現実のものとなってしまいました。そうなると大統領としては非常にやりにくくなるわけで、つい先ほどニュースをチェックしたところによると、今回の選挙での敗北を受けて下院の議長にブッシュ大統領の「天敵」と評されるナンシー・ペロシ氏(女性初)の就任が確実視されたり、ラムズフェルド国防長官が更迭されるなど早速変化があらわれ始めているようです。

ところでケネディスクールではこの日夜7時から学校内で中間選挙に関するフォーラムが行われました。フォーラムとは、各界の著名人を呼んでの講演会やケネディの教授とのパネルディスカッションなどが行われる場です。最近だと元HPのカーリー・フィオリーナ元会長やリベリアのエレン・ジョンソン=サーリーフ大統領(ケネディスクールの卒業生でアフリカでの女性初大統領)がケネディスクールに来られ講演されました。昨日のフォーラムでは、ケネディスクールの教授陣(中にはテレビで政治評論家として有名な先生もいる)が今回の中間選挙に関して約1時間解説した後、参加者はビールやおつまみを片手に大画面に映し出される選挙結果を見守るという会でした。

火曜日の朝、統計学の授業で先生(ベネズエラ人)が「今日のフォーラムは、特にアメリカ人でない人はせっかくケネディスクールにいるのだから是非行くことを勧める」とおっしゃっていたので私もその雰囲気を味わいに行こうと思っていました。あいにく別の用事があったため8時頃行ってみたのですが、まさにお祭り騒ぎでした。サンドイッチやアイスクリームも振舞われ、装飾もまるでパーティー会場。画面に映し出される当確の報道に一喜一憂する歓声が沸き起こる様子に「あぁ、ケネディスクールにいるんだなぁ」と今更ながらに思いました。ちなみに、ケネディスクールには民主党支持者が多いです。ケネディスクールの正式名称は何といっても "John F. Kennedy School of Government" ですから…。それにしても、政治にここまで熱狂する人たちを大勢間近に見たのは私も初めてでした。その場にいたクラスメートが言うには、アメリカ人全てが政治に対する熱意がある訳ではなく投票率もおそらく50%台だということですが、いずれにせよ貴重な体験ができたと思います。
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by coast_starlight | 2006-11-09 12:58 | 日々の出来事

<私のはなし> 敬語orタメ語?

こちらに住んでいても(こちらに住んでいるからこそ?)多くの日本人に出会います。そこでいつも悩むのが、「この人には敬語を使うべきか、あるいはタメ口をきいても良いものか?」ということです。働いていれば、社内の同期入社あるいは後輩以外はすべて敬語になると思います。場合によっては同期入社や後輩にあたる人でも所属部署の接点が遠いとかいう理由で敬語を使うかもしれません。当然、社外の人相手だと年上・年下関係なく敬語を使います。仕事以外の趣味のサークルなどで知り合う人の場合は、年齢がわからなければ敬語、会話内容(大学卒業年や勤務年数など)から年齢が近いあるいは年下とわかればある程度親しくなった段階でタメ口をきくことになるかと思います。東京にいた頃通っていた韓国語クラスのクラスメートを思い出してみてもそうでした。ちなみに、メールはほとんどの場合相手を問わず基本的に「です・ます調」で書きます。

ここにいると…学校は職場とは違うので、誰に対しても敬語を使う必要はないかな、と私は思っています。私は他の(2年コースの)日本人同級生と比べて比較的年上だということもあり、単純に年齢でいうとタメ口をきいてよいと思っているのですが、ミッドキャリアの同級生(おそらくほとんどの人が私より3歳は年上…でも年下の人もいる)に対しては敬語で話します。問題は、ケネディスクール外の人に対してです。上記の「会社方式」でいくべきか、あるいは「趣味のサークル方式」でいくべきか、かなり迷います。成り行きに任せればいいじゃん、と頭では思っているものの、人の言動や行動を後になって「ああでもない、こうでもない」と反芻動物のように分析する癖がある私は、ボストン周辺の日本人対象のイベントから帰った後など「あの時のあの人のリアクションを考えると、やっぱり敬語を使い続けたほうがいいのかなぁ…私は親しくなれたと思いたいのだけど、それって私の勝手な思い込み??」とか一人で悩んで不眠症になったりします。京都弁でいうところの「気にしぃ」なのです。最近は、いい意味で学校の授業が大変で、授業での演習問題や課題を考えている間は忘れていられるのですが、少しでも頭のメモリに隙間ができてしまうとまた考え始めてしまうことがあります。本当に反芻動物なのです。あぁ、(いい意味で)忘却力が欲しい…と思うことが時々あります。

そう考えると、敬語とタメ語の区別のない英語って楽だなーと思います。もちろん丁寧表現はありますが、これはあくまで丁寧表現であって基本的に年上・年下は関係ありません。何てったって、教授をファーストネームで呼ぶ人もいるくらいですから…。このことについてはまた後日改めて書きたいと思います。

今日はこれから晩ゴハンを食べて明日のリーディングをしなければ…。
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by coast_starlight | 2006-11-09 09:51 | 私のはなし