2007年 02月 06日 ( 1 )

<日々の出来事> 先週末の会話(その1)

「ベオグラードどうだった?」

a0079741_1040711.jpg「すっごく面白かったよ。聞いてるかもしれないけどベオグラードではあなたのルームメイトの実家に滞在していて、そこのお母さんがいろいろ案内してくれたの。他にも彼の友達がカレメグダン(旧市街にある城址)やセルビア料理の店に連れて行ってくれたり、貴重な経験ができたと思う。その場所を知っている人に案内してもらったほうが、何も知らない状態でいきなり一人で行くよりも多くのものを見られるし。言葉が分からないとなおさら。」

「うん、話は聞いたわ。」


a0079741_10404396.jpg「でも何ていうか、服屋とかドラッグストアといった街中の小売店にどういう店があるかとか、多くの人が携帯電話を使っていたりする点は一見先進国と変わらないんだけど、そういう『小さいもの』じゃなくてインフラのほうに目を向けるとまだまだだなーと思った。バスや自家用車の車両は古いし、排気ガス臭い。建物もそのせいで煤けているし。ハイアットリージェンシーホテルとかガラス張りの建物があっても、排気ガスとかで汚れていると外国人から見た第一印象はあんまり良くないかも。あとは99年のNATOの空爆を受けた建物がそのまま残っていたりとか…。更地にするにしてもお金がかかるというのはわかるけど、そういう『大きいもの』にお金がないのか予算がつかないのかそのままになっているのが『何かなー』という感じがしたかな。」

a0079741_10464485.jpg「言っていることはわかる。私はベオグラードで生まれ育ったけど、そういうところがベオグラードの嫌いなところでもあるの。お金が回るべきところに回っていないし、汚職もある。この前(1月21日)の総選挙の結果にも私は満足していないし、まだまだ道のりは遠いわ。それにセルビアは自分の国ではあるけど、セルビア人男性とは結婚したくないかも。」

「何で?バルカン人はマッチョな人が多いから?」

「そうねぇ、女の人を対等に見ていない感じかな。私は結構物事をハッキリ言うほうだから男性に従うなんてできないし。よくルームメイトとどういう男性が私に合うかとか議論するんだけど。日本の場合はどうなの?あなたも自分に合う相手を探すのって難しくない?今のうちに探さなきゃ。」

確かに彼女は背が高くて美人。175センチはある。加えてカッコイイ。アメリカにいると、もっと身長があったら…と何度思うことか!158センチは日本では平均的かもしれないけど、こっちにいると低い部類に入ります。男性はおろか女性と話すときにも見上げなければならないことが多いです。立食形式のパーティーが苦手なのはそのせいもあるかもしれません。加えて(?)額にシワができるのが最近の悩みだったりします(どうでもいい話ですが)。

「確かにあなたが今のルームメイトと(二人で)住んでいても付き合うことになるのはあり得ないというのは、彼の性格からして私にも何となく想像がつくよ。日本では私に合う相手が見つかりにくいかどうかは、う~ん、何ともいえない…。別に日本人でもそうでなくてもいいんだけど、あんまり親と密着しているのはイヤかな。親を大切にするのと、親の意見に逆らわないのとは違うと思うんだけど、そこの線引きがうまくできている人はどれだけいるか…。それに私はもう卒業まで4ヶ月しかないよ。卒業したらおそらく日本に戻らなければならないし、難しいところだね。ところで今学期とる科目は決めた?私はここで3科目とるのと、今学期はまたフランス語をヤード(学部の校舎)でやることにしたんだけど。」

長くやっているのに、中級からの壁が越えられなくてジタバタしています。

「私もフランス語をとっているわ。秋学期から始めたの。今度の夏はフランスでインターンしたいと思っていて。希望するところで見つかればいいんだけど…。」

ゼロから1年学校で勉強した状態でインターンを探そうというのがすごい。でも彼女なら短時間でフランス語をある程度マスターすることも可能かも。

「あなたは英語・セルビア/クロアチア語のほかにスペイン語にも堪能だから、フランス語を学び始めたら私よりも全然早いスピードで身につけられるんじゃないかな。うらやましい…。難しいのは発音だと思うけど、文法とか単語は割と似ているでしょ。ちなみに日本語はスペイン語と似ていてフラットな発音が多いから、日本語を勉強したら発音は楽にマスターできるんじゃない?」

「え、それ本当?」

話はそれますが、別のマケドニア人クラスメートは母国語のマケドニア語の他にセルビア/クロアチア語・イタリア語・英語・フランス語ができます。いつそんなに勉強する時間があるんだ!と思いますが、おそらく費やした時間だけでなくベースの問題だと思います。もちろんもとの頭の良さや効率といった側面もあるでしょうが。こういうとき、どうしようもないけど自分の母国語が一瞬恨めしくなります。

…是非日本語にもトライしてみて!!
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by coast_starlight | 2007-02-06 10:52 | 日々の出来事