2007年 02月 22日 ( 1 )

<日々の出来事> ハーバードで落語

a0079741_1117545.jpgこの前の火曜日、ハーバード大学で桂小春団治さんによる落語講演があったので行ってきました。これは日本文化の紹介というのが主な目的のようで、当然タダ。講演は約1時間ほどで、前半は落語の紹介、後半は実際に落語を聞いてみる、という流れでした。講演は日本語で行われ、英語の字幕が後ろに出るという形で行われました。(しかし実際見に来ていた人には日本語のわかる人がかなり多かったような気がします。)通訳を介していると時間がかかるのでこれは良いアイデアだなと思ったものの、話す内容および順序を先に全部決めなければならずそれはそれで難しい(実際話の順序を少し間違われたところもあった)と思いました。また、落語で使われる表現はスラングが多いので訳すのも難しいようで、字幕を見ると私が知らない英語のスラングがかなり入っていてそれはそれで勉強になりました。

桂小春団治さんはアメリカ以外にも世界各国(英国、フランス、ドイツ、ロシア、ノルウェー、ベルギー、ブルガリア、韓国、トルコで講演の実績があるそうです)でこのような日本文化の紹介を目的とした落語講演を行われているようです。機材などもかなり自前で持ち込まれているようで、講演終了後手早く私服に着替え慣れた手つきで片付けられていたのが印象的でした。その際少しお話をする機会があったのですが、面白かったのは「話には少し下ネタ的要素も入れておいたほうが『日本人だってそういうのに興味持つんだ』と思われる」という趣旨の一言。講演する国にもよるだろうけど、日本人って他の国の人から見て気難しそうな顔をしていて禁欲的に見えるのだろうか…。そういう内容も入れておいたほうが「やっぱり人間なんだ」という妙な親近感を持ってもらえるということかもしれません。ちなみに落語の内容は、ある男性が女性宅に夜這いしに行くものの、彼女の父親がその夜は彼女の部屋に代わりに牛を寝かせておく…という話でした(タイトルは忘れた)。私が「夜這いという習慣(?)が昔の日本にあったということは日本人以外からしたら驚かれることはないですか?」と聞いたところ「今までに驚かれたことはないですよ。ロミオとジュリエットだって絶対そういうことやっていたはず。」という旨のお返事が。「ロミオとジュリエットはフィクションやろうが!」と突っ込みたくなったのですが「へぇーそうなんですか」と一応納得していました。

ちなみにこの講演のコーディネートや質問タイム時の通訳を担当していたのは、早稲田大学大学院で落語を研究していたというノルウェー人女性。彼女の夫はケネディスクールの学生(オランダ人)です。また彼女は京都生まれの京都育ちで日本語ペラペラ。なんでも京都在住の宣教師の家庭に育ったそうです…んっ、待てよ、母が昔教会でノルウェー人に何か(料理だったっけ?)を習っていたとか聞いたことがある。ひょっとしたらそれって彼女の親??だとしたら世界は狭い。ひぇー。今度聞いてみようっと。

こんなことばっかり書いていたら「いつ勉強しているんだ」と言われそうですが、勉強もちゃんとやっています。どうぞご心配なく…。
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by coast_starlight | 2007-02-22 11:19 | 日々の出来事