2007年 02月 25日 ( 1 )

<話のネタ> 質問することの意味

授業中のディスカッションや講演会の時など質問の機会はたくさんあるのですが、この質問の仕方に文化の違いを感じます。質問するには、我々の感覚だと
1.質問すべき内容を頭の中で思いつく
2.その場の雰囲気や内容に応じた発言であるかを検討する
3.手を挙げる
という流れをとるかと思うのですが、結構3→2→1という思考パターンをたどっている人が多いのではないかと感じるときがあります。とりあえず先に手を上げ自分の発言機会を確保し、議論の内容について自分の思うところを述べ、その上で「I guess my question is …」(こう言われると、「質問内容を先に考えていないのかよ!」と突っ込みたくなります)といった言い方で相手とコミュニケートする、といった流れをたどる人が結構多いのです。従って何かを質問するというよりも質問をするのはあくまで一つの手段であって、自分の頭の中にあるモヤモヤしたものをなくす過程に質問相手および聴衆を構わず巻き込んでいる、という印象を受けます(もちろん普通に単純な質問をする人も多くいます)。あまり頻繁にやるとさすがにひんしゅくを買いますが、ある程度の図太さも必要なのかな、と思います。この図太さはいい意味で見習いたいものですがまだ私はそこには至らないようです。

質問することの効用は、
1.質問に対する回答を得られる
2.周りに自分の存在をアピールできる
だと思います。1は当たり前ですが、授業では2番目の効用が意外と大きいような気がします。一時の講演会とは異なり同じメンバーで何度も集まる授業の場では、発言が多い人ほどその授業で知り合いになれるクラスメートの数が多いような気がします。結構「あの時の君の発言についてだけど…」という流れで授業終了後や空き時間誰かと会った時に会話が始まることは多く、意外と(?)周りの人は自分の話を聞いているんだなーと思わされます。

昨年はなかなか発言できず、他の人の発言を聞いて「あれだったら自分でも言えたのに…」と後悔することが多かったのですが、少しづつ良くなってきているような気がします。結局のところ事前の準備が肝心というのが今までの経験から言えることで、ちゃんとその日の授業で読むべき課題を読んで気になるところをメモしておいたり、予習の不要な(というかできない)講演会などの場合は相手の話をちゃんと聞いてその場で気づいた内容をメモしておくなどすれば、大抵の場合何か一つは実のある発言できるのではないかと思うようになりました。中身のない発言ばかりしているとそれはそれで自分の評価が下がるので難しいところですが、卒業までの残り数ヶ月間このことを念頭においてがんばりたいと思います。
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by coast_starlight | 2007-02-25 23:28 | 話のネタ