2007年 03月 28日 ( 1 )

<旅行> アリゾナ州/セドナ (+アメリカ国内旅行手配術)

今週いっぱい春休みで学校が休みです。幸い休みを越した宿題などもないので、ずっと行きたかった旧ハイウェイ66号線を(一部)たどる旅行をすることにしました。まずボストンからフェニックスまで飛行機で移動し、フェニックスで車を借りニューメキシコのアルバカーキまで車で移動します。その後アムトラックとバスを乗り継ぎデンバーへ移動、ロッキー山脈を見てデンバーから飛行機でボストンに戻るという予定です。フェニックスからデンバーまで約1500キロの道のりを全て一人で運転するのはさすがにきついので、後半は電車とバスを利用することにしバランスをとりました。そのほうが大幅に安くつくというのも主な理由です。先週木曜日になってやっと計画を立てたり手配をしたりする時間ができたのですが、ギリギリだった割には飛行機やホテルが安くで手配でき、今のところ満足度は高いです。

ところで今まで何度かアメリカ国内旅行を計画してきましたが、毎回思わされるのは税金や手数料が高いということです。本体価格に加えて飛行機だと1割増、レンタカーやホテルは2割増は当たり前。旅行開始前に手配したものの費用を以下にざっと書いてみます。

・飛行機
ボストン→フェニックス および デンバー→ボストン 
本体価格   $268.00 ←これはかなり安い
9・11対策  $  5.00 (正式名称は 9.11 security fee といい、フライト毎に$2.50…乗り継ぎするとその分増える)
旅客施設料  $ 10.00 (空港による)
連邦政府   $  6.80 (正式名称は federal domestic flight segment fee といい、フライト毎に$3.40)
予約手数料  $  5.99 (航空会社のホームページ以外の予約サイトを使うとたいがい加算される)
合計      $294.79

・レンタカー  ←旅行費用が上がっている主な要因
フェニックス→アルバカーキ
本体価格  $227.97 ($75.99/24時間) 
空港利用  $ 25.33 (空港にある営業所を利用すると加算され、大きい空港ほど高い)
税金     $ 40.29 (なぜこんなに高いのかわからない)
手数料    $ 20.91 (乗り捨て料金だと思うが、だとしたら安いかも)
合計     $314.50

・ホテル (3泊分の合計)
本体価格  $220.00 ←これもホテルのランクの割にはかなり安い
税金     $ 50.91 (州によって税率は異なる) 
合計     $270.91

・電車+バス
アルバカーキ→デンバー
本体価格  $ 62.90 (学割(15%)後)


というわけで、税金や手数料で既に$164.23も払わされています。これは全体の約17.5%を占めます。アメリカではレストランで食事をしたら税金に加えてチップを15%くらい払わなければなりませんが、それとほとんど変わらないといった感じです。

旅行を全くせず公共交通を利用し食事も自炊をしていたら、公共交通や食料品(惣菜や加工食品を除くいわゆる「食材」)には課税しない州が多いですから、このような割増料金をあまり払わずに生活をすることが可能です。旅行はある意味贅沢な行為なので、贅沢な行為からは徹底して課税したり手数料をとったりするんだなーということを旅行するたびに思い知らされます。そういうところで格差社会を感じます。日本では多くの場合消費税5%だけの負担で済むので、本当に安く感じます。日本の空港使用料(羽田空港および北九州空港で大人100円・子供50円、中部空港で大人200円、子供100円)や石原都知事がつくったホテル税(1泊1万円以上の宿で100円/1泊、1泊1万5千円以上の宿で200円/1泊とられる)なんてかわいいものです。

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以下、各項目について説明します。ここからアメリカ国内旅行を安くあげる術を読み取ってください。アメリカに住んでいる人以外にはどこまで役に立つかは何ともいえませんが…

<飛行機>

飛行機のチケットを取る際、今回私はオービッツという予約サイトを利用しました。これは行き先と日にちを入れると、該当便(乗り継ぎも含む)を飛ばしている航空会社の料金の比較一覧表を出してくれるというとても便利なサイトです。行きと帰り、また乗り継ぐ便の航空会社が違うという組み合わせも出してくれます。似たようなサイトで、エクスペディアやトラベロシティーというサイトもあります。サイトによって契約している航空会社が微妙に違いますから(例えば格安航空会社ジェットブルーと契約しているのは確かトラベロシティーのみ、など)余裕があれば全部調べると良いと思います。

今回は最初フェニックスに入りデンバーから戻るという旅程なので、行き帰りが別の航空会社(行きはUSエアウェイズ、帰りはユナイテッド航空)の組み合わせが一番安いと出ました。こういう組み合わせは航空会社のサイトでは安く買うことができません。従って予約手数料を払ってでもここから買う意味があります。行き帰りが同じ航空会社のチケットを買うのなら、航空会社のサイトにアクセスし直して買うことにより予約手数料分を節約できることもあります(いつでもそうとは限らない)。今回の場合、フェニックスおよびデンバーはそれぞれUSエアウェイズとユナイテッド航空のハブ空港なので安いのだと思います。自分の行き先をハブ空港としている航空会社の便は、本数も多いし値段も安いことが多いです。行きが乗り継ぎだと合計$260くらいという組み合わせもあったのですが、時間がもったいなかったのでやめました。乗り継ぎだと安くなることはよくありますが、フライト毎に払わなければならない料金があるので少し安いくらいだったらノンストップ便のほうがいいです。時間もかかるので割に合いません。

このような中立系サイトのもう一つの利点は、飛行機+ホテル+レンタカーの組み合わせでいくら、といった抱合せ販売による割引もしてくれることかもしれません。他にも、ツアーやショーの予約なども同じサイトでできるので便利かもしれません。以前ラスベガス行きの航空券を予約したとき結婚式の予約もできるようになっていてビックリしました。でももっとビックリしたのは個数が1~10まで選べたことです。単位はもちろん「カップル」。このサイトで合同結婚式を予約する人がいるのだろうか…。サイトをデザインした人は特に疑問を抱かなかったの??


<レンタカー>

a0079741_13111579.jpgレンタカー料金の項目にある「空港利用料」とは何でしょうか?例えば今日車を借りたフェニックス空港では、レンタカー会社の営業所が空港から遠く離れたところにあるので、そこまでシャトルバスに乗っていかなければなりません。バスに乗って10分くらいのところに全てのレンタカー会社の営業所が入った巨大な建物(写真)があり、車を借りる人は皆そこで手続きをします。このシャトルバスや巨大施設の運営費用をまかなうために空港利用料が上乗せされるのだと思います。それにしても高すぎ。だいたいそんな巨大施設を作ってなんて誰も頼んでないってば。アンタが勝手に作ったんでしょ…と言いたくなります。ゆえに、街中の営業所で車を借りる場合は払う必要はありません。市街地に用事のある場合はそこまでシャトルバスなどで行って、その後車を借りたほうが安くつく可能性があります。

レンタカーの料金計算は24時間単位で行われます。正午に借りると次の日の正午までが「1日」です。ただし営業所の営業時間内でないと車を借りたり返したりできないので(返却は場合によっては可能)注意が必要です。大きな空港だと24時間営業のところも多いと思います。もし返却が遅れた場合、1時間程度の猶予を認めているところもあれば5分くらいでも追加料金を取るところもあるのでこれも注意が必要です。この場合の追加料金はレンタル代は超過1時間分で済みますが、免責部分を補償する追加の保険などは1日単位なので気をつけないといけません。私は以前5分の遅れで$26も追加料金を取られて泣きを見ました。


<ホテル>

ホテルは今回プライスラインなるものを初めて使ってみました。これは場所とホテルのランク、自分が出してもいいという価格を提示すると、その価格で部屋を売ってもいいよというホテルとマッチングをしてくれるというサイトです。ポイントは部屋がとれるまでどこのホテルになるかわからないということです。その時点でクレジットカードから料金が引き落とされるので、ある意味賭けです。自分の好きなホテルチェーンがあるという場合はお勧めできませんが、どこでもいいという場合はお勧めです。今回デンバーのハイアットリージェンシーが70ドルでとれたのにはビックリしました。今いるセドナの宿も、本来なら179ドルらしいですが90ドルで泊まることができました。

ホテルは旅行代金のかなりの部分を占めるので、可能な限り宿泊日数は少ないに越したことはありません。つまり、自宅を朝早く出て夜遅くに帰ってくるような旅程を組んだほうが、費用節約のためには良いということです。今回私は朝8時半の便でフェニックスに向かいました。午前6時発などあまり早すぎるとタクシー代がかかるのでこれくらいが限度です。自宅から空港までは公共交通で$1.70なのに対してタクシーだと$35くらいかかります。たとえ飛行機のチケットが数十ドル安くてもタクシーに乗るのなら本末転倒です。帰りはデンバーを夜12時前に出る便(ボストンには早朝5時半頃到着…このような東に向かう夜行便をレッドアイと言います)にしました。自分の都合および体力と相談してうまくスケジュールを組むよう心がけています。

なお、今回の旅行ではホテルに4泊するのですが、お金を払って手配したのは3泊で、残り1泊はもともと持っていたヒルトンホテルのポイントを使ってタダで泊まることにしました。私が今回泊まる宿は20000ポイントの宿ですが、普通にお金を払って泊まる場合の宿泊料金は推定60ドルです。しかし税金も払わなくていい(支払った金額の○%という計算方法をとるから)ので、その分もポイントの価値と判断すると、20000ポイントで70ドル→10ポイントは約3.5ドル(約4円)となります。日本のヒルトンホテルだと30000ポイントで10000円分の金券がもらえる(この場合10ポイントが約3.3円)そうですが、それよりもポイントが生きていると言えます。大体の場合、飛行機のマイレージは飛行機のチケットに、ホテルのポイントはホテルの宿泊券に…というようにその会社が本業とするものと引き換えたほうがポイントが生きると思います。


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そんなことはどうでもよくて、セドナ最高!赤土がベースの独特の風景が何ともいえません。セドナには多くのアーティストが住居を構えており、大小さまざまなギャラリーがあります。確かにこの景色からインスピレーションを与えられるんだろうなぁ…感動だけじゃなくて。

明日はせっかくセドナに来たのだから…ということでスピリチュアルカウンセラーによるサイキックリーディングに行ってきます。これは占いというか何と言うか、説明が難しいです。自分の過去や未来についての気づきを得るための手助けをしてくれるというか…正直なところまだ行っていないのでわかりません。他にもハイキングやギャラリーめぐりなどもしてみようと思っています。
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by coast_starlight | 2007-03-28 13:22 | 旅行