カテゴリ:友人・知人紹介( 3 )

<友人・知人紹介> ソポン

「元気にしてる?君からの電話ずっと待っていたんだけど。」

「ゴメン、今日は泰緬鉄道に乗ってきて部屋に戻ったのが遅かったから疲れちゃった。今日夜一緒に飲みに行きたかったんだけど…予定通り明日会うのじゃダメかな?」

今回タイに来た真の目的は泰緬鉄道に乗ることではなく(これはタイに行くことになってから決まった)、ソポンに会いに行くことでした。ソポンは昨年学校で知り合った私の大事な友人です…というか勝手に片想いしていました。しかし彼は既婚であるため私が彼を好きである気持ちは自分の中の妄想にとどめ、親しい友人として付き合ってきました。これはこれからも変わらないと思います。特に留学して学んだことの一つが、自分の気持ちを抑えて異性と親しい友人として付き合うことです。気になる相手がavailable(であることを確認済み)な場合は成り行きに任せても良いのかもしれませんが、そうでない場合はお互いの気持ちの境界線を越えないことが非常に大事だと思います。ここをぐっとガマンして親しい友人としての付き合いに高めることによって得られる、普通の相手とは経験できない楽しい会話や自分の生き方の幅を広げる考え方に出会うことに私は喜びを覚えます。過去の経験から言うと、人間として相手を好きであるというシグナルを発しつつその境界線をきちんと守るスタンスを見せていれば、相手もそれに応えて親しい友人として接してくれると思います。それがあるから、一人でいても平気なのだと思います。とりあえず、今のところは…。

6月に卒業してタイに戻った彼は、半年をアジア各地の旅行や修行(タイでは一般人向けに1ヶ月ほど僧になる体験的修行制度があるらしい)に費やし、来年からコンサルティングファームで働くことになっています。彼が働き出して忙しくなる前にバンコクに行っておこうと思い、行くことにしました。午前9時半頃ホテルのロビーに現れた彼は、私に会うや否や「クリスマスプレゼントだよ」と言って大きな箱にはいったモノをくれました。本当のことを言うと一瞬だけ「げっ、荷物まとめた後なのに…こんなでかいもの渡されたら、手荷物でずっと持ち続けなきゃいけないじゃない!」と思ったのですが、それよりも彼の気持ちがうれしくて、また今年はこれが私にとって唯一のクリスマスプレゼントだったこともあり、バンコクからの道中喜んで手荷物として運んでいました。しかしそれは中身を開けてからその直感が正解だったとわかる訳ですが。中身は包装とは裏腹にかなり地味なもので(ヒミツですがとにかく超ビミョーなもの)「まいったなぁ。正直言って私の家のインテリアには合わないよ、どうしよう!?」というのが感想かもしれません。少なくとも日本でこういうものを女友達に贈る人はいない(「クリスマス」プレゼントにこれはないだろう…プレゼントというよりオミヤゲといったほうが正しいかも)、だけど彼のことをわかっていればなぜこういうものを贈られるのかが理解できる、そう思うようなものでした。今回に限りませんが、たまに彼のテイストは理解できん…と思うことがあります。それはさておき…

彼は自家用車で来たのですが、何とBMW!彼は300平米のマンションに家族(奥さんと子供2人)+メイドと住んでいるらしいし、加えて投資用物件も何件か持っていると聞いたことがあります。同い年なのに、何だこの違いは…。大学卒業後ケネディスクールに留学するまでの間投資銀行などで働いてかなり成功したとは知っていたものの、ケンブリッジで会うときにも増してやはり彼のホームであるバンコクで会うと本当にカッコイイ!もともと家が裕福なわけではなく、子供の頃父親が事業に失敗したりしてかなり貧乏だった時期もあったらしく、家には大学に行くお金がなかったそうです。しかし彼は自力でチュラロンコーン大学の隣にあるタイ随一の名門公立高校に入り、タイ国王の奨学金を得てアメリカで大学に行き、その後シンガポールやタイで働きかなり稼いだようです。なんでも、3年間(ケネディに加えMITスローンにも行っていた)の学費+家族の分も含めた生活費を留学前に稼いできたそうですから…。相当努力して今の暮らしを得たのだと思います。それにしても以前にも増して輝いて見えるわ!!タイ語能力ゼロの私にとって道中非常に頼りになる相手ということもあり、改めて惚れ直してしまいました。

午前中は、現在ケネディスクールに学生として通うある方をソポンに紹介したかったのでその方とお会いし、その後二人で昼食を食べに行きました。昼食場所はチャオプラヤ川を見渡せる素敵なレストランで、シーフードを堪能しました。彼の家族の話や修行の話、そこから転じて仏教の話や人生の価値観、幸せとは何かという内容など、本当に気の合う相手でないとなかなか話せない会話(少なくとも私はそう思う)ができて幸せで、それに大好きなソポンと時間を共有しているのだと思うとなおさら至福の喜びを感じていました。

その後ワットポーというお寺へ行き、敷地の奥にあるマッサージ屋に直行。ワットポーのマッサージはタイ式マッサージの総本山らしく、割と安い値段でツボにはまるマッサージを体験することができます。別の友人からワットポーのマッサージは格別だと聞いていたので、彼にリクエストし連れて行ってもらいました。1時間1000円もしないのですが、それでもソポンによると外国人料金らしい。タイ人は約半額だそうです。彼もマッサージは大好きなもののワットポーでのマッサージは初めてだったらしく、お互い貴重な経験(?)をすることができました。

夕方バンコクを発つことになっていたので、空港まで送ってくれました。空港では日本風に(?)「じゃぁ、またね」という感じであっさりと別れたのですが、出国手続きのところで一人になった後こみ上げるものを抑えるのに苦労しました(抑えましたけど)。やっぱり、彼のこと好きだったんだ…。でもこの「好き」という感情は、大ファンというのに近いかも。将来もし私に特別な相手ができたら絶対彼に紹介したいと思うでしょう。

飛行機に乗る前ソポンにお礼の電話をしたのですが、その時「君のブログに僕の事を書いてくれるなんて光栄だよ」とのOKをもらったので書くことにしました。
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by coast_starlight | 2006-12-28 17:09 | 友人・知人紹介

<友人・知人紹介> マイケル

今日、携帯に久々にマイケルからのテキストメッセージ(日本でいうショートメール)が入っていました。

「今日アメリカに戻ってきた。来週ボストンに行く。」

私が彼と出会ったのはこの2月。ハーバードビジネススクールでとあるイベントがあったのですが、そこでたまたま近くの席に座っていた彼が私に声をかけてきたのでした。当日は大雪で、ハーバードスクエアまで歩いて帰るのもなー、ということで帰り際に一緒にタクシーに乗ることにし、そこで私が「メールしてね」と言ってメールアドレスを渡し、それ以来時々ゴハンを食べたり飲みに行ったりしています。

彼は中国系アメリカ人で、今年とある大学院を卒業したのですが、夏休みも何だかんだでお互いボストンにいたので時々ゴハンを一緒に食べたりしていました。会って話すことはというと、日々の出来事や私が感じたこと・考えたこと・日本文化の話や経済の話、などなど…私が思いつくネタや視点が彼から見て面白いのか、何を話しても興味を示してくれるので話したいことを話していると思います。変ないやらしさが全くないので安心して話ができるというのもあります。私の経験からいうと、こういう男性は珍しいかも…。いい加減に答えていると突っ込んでくるので会話には少し緊張感があるかもしれません。

夏休みはよくランチビュッフェをやっているレストランでお昼を一緒に食べていたのですが、これが見ていて意外と面白かったです。だって、食べる量が半端じゃないんだもん…。私の3~4倍は食べます。しかも肉料理が多い。もともと身長が190センチくらいの大柄な人でムエタイをやっていたりするのでがっちりしていて体脂肪率も低そう。中国人でここまで体格がいい人も珍しいです。だからそれだけ食べても大丈夫なんだ!と妙に納得させられます。見ていて爽快感はありますが、それにしてもなんでそんなに食べられるんだ…。1年くらい前、西武の中村選手が「好きな言葉は『おかわり』です」と言ったことから「おかわり君」と呼ばれるようになりましたよね。その影響か、よく食べる男性が女性に人気があるとかいうことが雑誌か何かに書いてあったような気がしますが、ここまでくると好感を持つ気持ちを通り越して驚きの気持ちが先にくる、というのが正直なところです。でも、私自身が少食でないからかもしれませんが、どちらかというと少食よりも良く食べる男性のほうがいいかもしれません。

私が彼にひかれる理由は①自分の現在のポジショニングに自信を持っている②私を徹底的に女扱いしてくれる③私の知らない世界を知っていて話をすることにより自分の世界の広がりを感じられる、の3点だと思います。当然彼とは英語で話すので、私の英会話能力は飛躍的に向上しました。やはりここに来てから英会話能力をネイティブ並みに引き上げようとすると母国語が英語の人と一対一で深く話すことが必要であるということを感じました。言い回しが外国人の英語とは全然違うのです。またシングルで彼女もいませんが、そのことに全く引け目を感じていません。それどころか自分から選んでシングルでいるという感じで堂々としています。物事を見極め自分のとるべき行動を決める際自分自身の意思を重んじ、他人に依存しようとするところが全く感じられないのです。その潔さも好きです。彼の存在は、私が男性に対して求めるものを含め自分の潜在的な価値観を炙り出してくれたと思います。

彼とは友人の枠を超えて恋仲になることはないのですが、会うときは少しのドキドキ感を感じますし、何よりも会っている間私が楽しいときを過ごせるよう考えてくれます。レディーファーストが行動だけではなく考え方に染み付いています。付き合っている訳ではないから会っている間だけのこととはわかっていても嬉しいものです。しかし、そんな彼もこの9月に上海に旅立っていきました。現地でプライベートエクイティファンドを立ち上げるのだそうです。元々投資銀行業界にいて、中国(上海・香港)にも延べ6年住んでいた人だから、そのときに得た人脈で何かやっているのだと思いますが、詳しいことは私にもよくわかりません。まだ中国は資本主義ではないから、資本主義になっていく黎明期である今こそ中国に行き、中国に資本主義を持ち込む役割をしたいというようなことを言っていました。今回アメリカに戻ってきたのは、こちらでそれまでやっていたある仕事があったからなのだそうですが、またすぐに上海に戻るのでしょう。

「少し遅くなったけど誕生日祝いに食事に連れて行ってあげる。」楽しみだな。話したいことがいっぱいあるよ…。でもビュッフェ以外がいいなー。
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by coast_starlight | 2006-10-27 12:23 | 友人・知人紹介

<友人・知人紹介> 小野崎耕平さん

a0079741_11443586.jpg私が留学先で出会った数多くの人の中で多大な影響を受けた人のうちの一人です。小野崎さんは、ハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health; HSPH)をこの6月に卒業され、現在三重県にお住まいです。余談ですが私が思うに2005-06年度に在学していたHSPHの日本人学生は非常に層が厚く、小野崎さんのほかにもプレゼンテーションの達人や体を引き締める体操を指導するスポーツドクターなどいろいろな人が学生をしていました。そんなわけで公衆衛生とは全く関係のない私もその世界に引き込まれ(?)、各種イベントに参加させていただきました。

小野崎さんを初めて知ったのは、HSPHの同級生の家で昨年冬に行われた鍋パーティーでした。その場に小野崎さんはいらっしゃらなかったのですが、鍋が終わったあとなぜか上映会が始まり(そこの家にはプロジェクターがあった)、学校で行われた寿司パーティーでの映像が上映されました。そこで板前の格好をして寿司を握っているのが噂の小野崎さんだという話になり、私の中で「小野崎さん=寿司を握る人」というイメージがそこで出来上がってしまいました。高校生の頃バイト先の寿司屋で覚えられたのだそうです。この特技は、留学生活で非常に役に立ったそうです。確かにこちらにいると日本文化を実演できる能力があればアピール力抜群、世界が広がるということを感じさせられます。(特に衣装や楽器系は注目度抜群!私の留学仲間の中には着物とお琴を日本から持参した人もいます。現在留学を考えている方は何でも良いので今から是非準備されることをお勧めいたします。)

そのほかにも今年の春HSPH初の試みであったジャパントリップ(学生有志を春休みに日本へ連れて行き、公衆衛生分野に関連する各種機関(病院・企業・学校など)を見て回るスタディーツアー)を主要メンバーとして企画・実行されたりと、他の同級生から話を聞くたびに非常に行動力のある方だと想像していました。実際初めてお会いしたのはしばらく先のことで、実は帰国される直前まであまり直接お話しする機会がなかったのですが、お会いして少し話しただけで人間としての深みが感じられる存在感のある人だとお見受けし、一瞬にしてファンになってしまいました。

私が小野崎さんに対して尊敬する部分はたくさんあるのですが、その中でも特に尊敬するのは次の3点です。

①自分自身が決めたことを必ず実行するその意志の強さ
②人を巻き込む力
③その力を使って多くのアウトプットを出されている

①:小野崎さんご自身のブログに留学までの道のりや現在取り組まれていることについて書かれていますのでそちらをご覧ください。
②:例えばHSPHジャパントリップなどは一人の力では実現できません。ケネディーでも昨年初めてジャパントリップが企画・実行されましたが、最初に企画を立ち上げる際は相当な苦労が伴うはずです。もちろん他の同級生の方もとっても優秀なのですが、その力を一つに結集し満足度・完成度ともに最高のトリップの実行にまで高められたということは尊敬に値します。ジャパントリップのウェブサイトや報告書の完成度の高さにも思わず身震いがしました。
③:HSPH内部・ハーバード日本人会・ジャパントリップなど多くの機会でメッセージを発信し、日本人学生のプレゼンスを高めるのに貢献されたと思います。この「プレゼンスを高める」という作業が極めて重要であるということは、留学してから特に強く感じます。私の留学1年目はどちらかというと学業その他で精神的に辛く引きこもり気味だったので、2年目は小野崎さんを見習ってメッセージの発信にも力を注ぎたいと思います。

ところでこの小野崎さん、何と来年の参議院選に三重選挙区から自民党の公認候補として立候補されることになりました!公募の選考に通られたという話を3月頃知ったときは「え?ケネディーからじゃないの?」とちょっとジェラシーを感じてしまったのですが、今は「とにかくより良い日本をつくるためにがんばってください!」という気持ち、ただそれだけです。三重県の方、三重県に親戚・友人・知人がいらっしゃる方は是非それとなく宣伝をお願いします!
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by coast_starlight | 2006-07-23 11:53 | 友人・知人紹介