<   2006年 07月 ( 15 )   > この月の画像一覧

<旅行> メイン州小旅行

数日前友人とゴハンを食べていたとき急に「明日からメイン州に行こう」という話になり、その日のうちにホテルと交通手段の手配を済ませ旅行することが決まりました。1日目夜にボストンを出発し深夜にポートランドのホテルに入り、次の日の朝から丸一日ポートランドと周辺を観光しようという計画です。

a0079741_22171269.jpgあれこれ悩んだ挙句選んだ交通手段は何とジップカー!ジップカーとは言ってみれば時間貸しのレンタカーです。大きいマンションや駅の近くなどに停まっていて、買い物などの用事に1時間9ドル(ガソリン・保険込)くらいで30分単位で借りられます。1日(24時間)借りる場合は70ドル弱と非常にお得です。車を持ちたくないけどたまに車を使いたい、という人にとっては非常に便利です。2000年6月にここマサチューセッツ州ケンブリッジで始まり、今はボストン以外にもニューヨーク・ワシントンDC・サンフランシスコ・シカゴなどの大都市や大学のある町に多くの車が配備されています。最近カナダのトロントにも進出したそうです。ちなみに創業者はハーバード大学(デザインスクール)にフェローとしていたこともあり、幹部にハーバードビジネススクールのMBAホルダーが何人かいるなどハーバードと関係が深かったりします。「電車で行こうよ」という私の提案は「不便だ」という理由でもう1人にあえなく却下され、彼女が「ジップカーはどうかな?」と言い出すのでレンタカーと比較検討することにしました。このときの考え方のポイントは、何に対してお金を支払うのかを正確に見極めることです(復習はこちらで)。

今まで大きな買い物に何度か使ったことはあるもののどちらかというと買い物や近距離の用事に使うというイメージがあったので、旅行に使うという発想はわきませんでした。というのもマイレージ制限があり、1日あたり125マイル以上(2日目以降は追加1時間につき15マイル)乗ると1マイルにつき30セントかかるため、長い距離を走る旅行だとレンタカーのほうが安い可能性が高いからです。ボストン~メイン州ポートランドまでは約120マイルあり、単純往復+そのほかの場所に立ち寄ることを考えると300マイルくらい走る可能性が高いです。仮に300マイル走ると仮定すると、

63+(300-125)×0.3=115.5ドル(+税金で120ドル強)

かかることになり、安いレンタカーを1日借りるのと変わらないあるいは高くつく可能性があります(定量的評価)。

<参考>あるレンタカー会社からコンパクトサイズカーを借りる場合
45(車の料金)+20(LDW)+12(LIS)+6(PAI)=83ドル(+税金で100ドル前後)
*これに加えてガソリン代がかかる(200マイルだと25ドル前後?)
*LDW(CDWともいう)/LIS/PAIはいずれも任意保険の名称です。任意なのでかけなくてもよいですが心配性の私はだいたい全部かけます。クレジットカードによってはレンタカー代をそのカードで払うとLDWやLISをカード会社がカバーする保険がついているのでその分節約できます。

しかし、レンタカー会社を利用するよりも

①車を借りるまでに面倒な手続きを経なくて良い(Web上で車を予約して終わり)。
②レンタカー会社を利用する場合窓口営業時間内に車を借りに行かなければならないのに対しジップカーだと24時間好きなときに借りて返せる。
③レンタカー会社の窓口が家の近くにないため、車を返した後家まで帰らなければならない分手間がかかるが、ジップカーは家の前に停まっているのでその分の手間が節約できる。

ということを考えると(定性的評価)ジップカーが楽でいいね、という結論に達しジップカーを使うことになりました。幸い次の日からも24時間車が空いていたので早速予約し、夜10時に出発することとなりました。

-----
a0079741_22162775.jpg私の家を夜10時に出発し、道に迷った挙句もう1人の友人のアパートにたどり着いたのが10時半ごろ、その後2時間ちょっとかかってポートランドの宿に着きました。次の日はポートランドの旧市街を歩きロブスターを食べたり、ビクトリアマンション(オススメ)や灯台といった名所にも立ち寄った後、アウトレットモールに寄って帰るという非常に充実した一日を過ごすことができました。


a0079741_22265930.jpga0079741_22152981.jpgポートランドの海沿いの桟橋にはなぜかベルリンの壁があり、そこで写真を撮ってしまいました。お昼はお約束のロブスター(今回はサンドイッチで)を食べ、夜にもエビを食べていました。


a0079741_22215056.jpg帰り道に寄ったアウトレットモール街にあったシーフードレストランの入り口には、何と生きたロブスターのUFOキャッチャーがあって驚きました。いけすに入ったロブスターの上にあのクレーンがあり、1回2ドルでチャレンジできます。何人か成功した人がいるようでポラロイド写真が貼ってありました。うまく捕まえられると料理してもらえるのだと思います(私はやっていない)。

メイン州はマサチューセッツ州とは比べ物にならないほど広く、ポートランドは州のかなり南のほうにある街なので今回の小旅行でメイン州がわかったなんて全然思っていません。でも何かボストンと比べて流れる時間がゆっくりというか、落ち着いた雰囲気がして私の得意なボーッとすることに向いていると思いました。今度は是非電車で行きたいと思います。

※ネタ切れしてきたので(ウソ)次回の更新はしばらく先になるかもしれません。御了承下さい。
[PR]
by coast_starlight | 2006-07-26 22:31 | 旅行

<考え方> ナイーブじゃダメ!? (前回の続き)

今日(7月23日)は土曜の丑でしたね。ウナギ食べましたか?ウナギは私の好物の一つです。食べていない人(私も含め)は、この写真イメージをプレゼントいたしますので気分だけでも味わってください!

<例題 ~行列のできるウナギ屋~>

竜安寺を観光した後、あなたは同僚とウナギ屋で昼食をとることにしました。店主とその奥さんの2人だけで営業しているこのお店は客が15人も入れば満杯になるほどの一見目立たない小さなお店です。しかし毎日必ず行列ができるほど有名で、また唯一のメニューである鰻定食は1日100食限定であるため特に土日はお昼でも遅く行くと売り切れてしまうことがあります。豆腐料理や精進料理といった京都によくある料理だと体格のいい同僚はすぐおなかがすくだろうと考え、日本を代表するスタミナ料理である鰻定食を食べさせてあげたい(+自分も食べたいから)という理由でこのウナギ屋に行こうと思いあなたは事前にこの店をチェックしていたのでした。11時頃竜安寺を出てタクシーで向かった2人は無事間に合いました。

a0079741_124809.jpg店の外で30分、さらに店の中に案内されてから15分ほど待った後、待ちに待った鰻定食が運ばれてきました。脂ののった、炭火で焼かれたウナギに店主秘伝のたれがほどよく調和し、京丹後コシヒカリのご飯と一緒にほうばるとそれはもう至福のひととき…とろけるような身の部分とパリッと焼かれた皮のコントラストを口の中で味わえるこの幸せ!喜びに浸ってちょっと自分の世界に入っていたあなたに対し、同僚が質問してきました。

「ところでなぜこのお店にしたの?」
「この前あるテレビ番組でここのお店が紹介されていて店主に興味を持ち、京都に来た際は是非こちらに行きたいと思っていたのです。それまで取材拒否を貫いてきた店主がやっと答えてくれたというインタビューで店主がこんなことを言っていたんですよ。
『15歳で弟子入りしてから40年以上、この道一筋でやってきました。鰻の蒲焼をつくるのでは誰にも負けない自信があります。しかし経営とか難しいことはよくわかりません。十分食べていけるだけの稼ぎも得ていますし、今のままで満足しているのです。だから今以上店を広げるつもりはありません。特にここ最近かなり暑いですから炎天下でお客様にお待ちいただかなければならず大変申し訳なく思っています。でも妻と私二人の力だとこの大きさの店で1日100食お出しするのが限界なんですよ…。』
道を究めようと一つのことにひたむきに打ち込んできた店主の姿勢に感動して、是非この人がつくる鰻定食を食べてみたいと思い、今回京都に来る際にこのウナギ屋に行こうと心に決めていたのです。」
「確かにこのウナギは相当おいしい。いい店に案内してくれてありがとう。でもそのコメントは単に店主がナイーブなだけに聞こえるけど…僕は尊敬できないなぁ。こんなにおいしい鰻定食を他に広めようと思わないなんて、僕には考えられない。」

思いもよらぬ答えにあなたは一瞬困ってしまいました。さてどう返しますか?

-----
私だったらどう答えるでしょうかねぇ…。

「ナイーブという言葉は日本でも外来語として使われているのですが、違った意味になっています。日本語でナイーブというと『純真な・素朴な(pure、sensitiveが近いでしょうか)』といったポジティブな意味で使われます。英語でいう『単純な・稚拙な』といった悪い意味ではありません。でもこれは言葉が日本語に取り入れられて意味が変わったのではなく同じ現象の捉え方が異なるため別の意味になったのだと私は思います。従って私はこの店主がナイーブだと思うあなたの気持ちを必ずしも否定しません。ただ私はナイーブを日本語的に解釈し、邪念にとらわれずただベストの鰻定食をつくるという一つのことにひたむきな純真な店主に対して尊敬の気持ちを抱きます。

先ほど竜安寺でお話ししたつくばいの話でいうと、この店主が今以上に店を広げようとしてこなかったのは『吾唯足るを知る』のところで止める道を選んだからかもしれません。いや、表向きに見ると弟子もとらず毎日決まった数の鰻定食を作る仕事を繰り返しているように見え、確かにそれは『ナイーブ』であると言えるかもしれません。ですが、ひょっとしたら店主は自分の中で最高の鰻定食をつくるため道を究めるのに専念したいから、それ以外のことを考える時間と手間が惜しいからあえて今のスタイルにこだわっている…そう解釈すると実は自分との戦いに対してはかなり野心家と言えるのではないですか?実は、全日本鰻蒲焼きコンクール最優秀賞の賞状が店の奥のほうに貼ってあったのに気づいたんですよ。」

この例題は(前回も含め)実話に基づいたものではなく全くの想像で書いたものなので、こう答えてどういう反応が返ってくるのか今ひとつ想像がつきません。こういうメンタリティってアメリカ人に理解してもらえるかな…。アメリカに住んで通算5年経ちますが未だに確信を得ることができません。

日本語だとナイーブというと「純真な」という意味でよい意味で使われることが多いです。でも英語だと「考え方が稚拙、幼稚である」といったかなりネガティブなイメージで使われます。ある会社が「ナイーブ」というブランドでシャンプーやボディーソープなどを出していますが、初めて商品が出たときコマーシャルを見た私は「このネーミングまずいんじゃないの」と思いました。でもこの名前でブランドが確立し根強い人気を保っているところからすると、実はこのネーミングを考えた人は先見の明があったのか?と複雑な気分です。(やはり最初直感的に抱いた不安はぬぐえない)

-----
ケネディスクールは各界のリーダーを養成する機関であり、実際リーダーとして持つべき考え方について学べる授業が数多く開講されています。リーダーシップそのものを学ぶ授業は秋以降履修予定でリーダーシップに関して深く学習したわけではありませんが、私がリーダーとして重要だと思うのは「ナイーブな人がナイーブでいられる幸せを提供すること」だと思います(これ、ゆめゆめ誤解しないで下さい!ここでいうナイーブは日本語的な意味で使っています)。人の上に立つためには、確かにナイーブだと務まらないと思います。加えてどういったリーダーを目指すかにもよりますが一定以上の野心も必要だと思います(魑魅魍魎が跋扈する環境ならなおさら!)。でもこの世の中に生きている人は皆が皆野心家ではありません。生まれてからずっと同じ地域に住み故郷を愛し、幸せな家庭を築くことさえできればそれでよい、そう思っている人だってたくさんいるはずです。そういう人たちしっかりとした土台をつくってくれているからこそリーダーは各地を飛び回りリーダーとしての役割を果たせるのだと私は思います。従って人を尊敬するかしないかを「ナイーブかどうか」で判断しないよう、ややもすると今のような環境にいるとその罠にはまりかねないので私も常日頃自分に言い聞かせています。


※注 
イメージ写真はお金を出して素材屋のサイトから買ったものです(値段は鰻定食(松)くらい)。写真ってタダじゃないんですよ…勝手にダウンロードしてWebに載せたりされないようお願いいたします。どうしても欲しい…という場合は連絡下さい。
[PR]
by coast_starlight | 2006-07-24 13:02 | 考え方

<友人・知人紹介> 小野崎耕平さん

a0079741_11443586.jpg私が留学先で出会った数多くの人の中で多大な影響を受けた人のうちの一人です。小野崎さんは、ハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health; HSPH)をこの6月に卒業され、現在三重県にお住まいです。余談ですが私が思うに2005-06年度に在学していたHSPHの日本人学生は非常に層が厚く、小野崎さんのほかにもプレゼンテーションの達人や体を引き締める体操を指導するスポーツドクターなどいろいろな人が学生をしていました。そんなわけで公衆衛生とは全く関係のない私もその世界に引き込まれ(?)、各種イベントに参加させていただきました。

小野崎さんを初めて知ったのは、HSPHの同級生の家で昨年冬に行われた鍋パーティーでした。その場に小野崎さんはいらっしゃらなかったのですが、鍋が終わったあとなぜか上映会が始まり(そこの家にはプロジェクターがあった)、学校で行われた寿司パーティーでの映像が上映されました。そこで板前の格好をして寿司を握っているのが噂の小野崎さんだという話になり、私の中で「小野崎さん=寿司を握る人」というイメージがそこで出来上がってしまいました。高校生の頃バイト先の寿司屋で覚えられたのだそうです。この特技は、留学生活で非常に役に立ったそうです。確かにこちらにいると日本文化を実演できる能力があればアピール力抜群、世界が広がるということを感じさせられます。(特に衣装や楽器系は注目度抜群!私の留学仲間の中には着物とお琴を日本から持参した人もいます。現在留学を考えている方は何でも良いので今から是非準備されることをお勧めいたします。)

そのほかにも今年の春HSPH初の試みであったジャパントリップ(学生有志を春休みに日本へ連れて行き、公衆衛生分野に関連する各種機関(病院・企業・学校など)を見て回るスタディーツアー)を主要メンバーとして企画・実行されたりと、他の同級生から話を聞くたびに非常に行動力のある方だと想像していました。実際初めてお会いしたのはしばらく先のことで、実は帰国される直前まであまり直接お話しする機会がなかったのですが、お会いして少し話しただけで人間としての深みが感じられる存在感のある人だとお見受けし、一瞬にしてファンになってしまいました。

私が小野崎さんに対して尊敬する部分はたくさんあるのですが、その中でも特に尊敬するのは次の3点です。

①自分自身が決めたことを必ず実行するその意志の強さ
②人を巻き込む力
③その力を使って多くのアウトプットを出されている

①:小野崎さんご自身のブログに留学までの道のりや現在取り組まれていることについて書かれていますのでそちらをご覧ください。
②:例えばHSPHジャパントリップなどは一人の力では実現できません。ケネディーでも昨年初めてジャパントリップが企画・実行されましたが、最初に企画を立ち上げる際は相当な苦労が伴うはずです。もちろん他の同級生の方もとっても優秀なのですが、その力を一つに結集し満足度・完成度ともに最高のトリップの実行にまで高められたということは尊敬に値します。ジャパントリップのウェブサイトや報告書の完成度の高さにも思わず身震いがしました。
③:HSPH内部・ハーバード日本人会・ジャパントリップなど多くの機会でメッセージを発信し、日本人学生のプレゼンスを高めるのに貢献されたと思います。この「プレゼンスを高める」という作業が極めて重要であるということは、留学してから特に強く感じます。私の留学1年目はどちらかというと学業その他で精神的に辛く引きこもり気味だったので、2年目は小野崎さんを見習ってメッセージの発信にも力を注ぎたいと思います。

ところでこの小野崎さん、何と来年の参議院選に三重選挙区から自民党の公認候補として立候補されることになりました!公募の選考に通られたという話を3月頃知ったときは「え?ケネディーからじゃないの?」とちょっとジェラシーを感じてしまったのですが、今は「とにかくより良い日本をつくるためにがんばってください!」という気持ち、ただそれだけです。三重県の方、三重県に親戚・友人・知人がいらっしゃる方は是非それとなく宣伝をお願いします!
[PR]
by coast_starlight | 2006-07-23 11:53 | 友人・知人紹介

<ハーバード探訪> 大学生協(COOP)←「クープ」と読む

a0079741_14182548.jpga0079741_14174747.jpgハーバードスクエアの駅前には、大学生協の建物が3つあります。一つ目が左の写真の本屋で、ここでは各種書籍が販売されています。一見普通の本屋と変わりません。入ってすぐのところに話題の書籍が平積みになっていて、1階の奥のほうには旅行ガイドや地図、専門書は上の階(2・3階)にあり、2階にはカフェもあり多くの人でいつも賑わっています。一つ普通の本屋と違うのは、ハーバードに関する本が並んでいるところかもしれません。「私はこうやってハーバードに入った」「ハーバード入学選考合格エッセイ集」みたいな、甚だ手前味噌な本もあったりして笑えます。東大の大学生協にエール出版の「私の東大合格作戦」が置かれている状態を想像してください。日本の大学生協でそういう本が置いてあるところがあったら見てみたいです。

この本屋のすぐ近くに別の建物(2棟つながっている…右の写真)があり、そこではハーバードグッズが売られています。一つは衣類専門でもう一つは衣類以外のハーバード関連用品やクリニークの化粧品などが売られています。オミヤゲを買っている観光客と思われる人たちを良く見かけます。2階には生活用品や文房具・PC用品コーナーがあり、3階ではテキストが販売されています。なお、この3階と駅前の建物の3階が渡り廊下でつながっています。

ここの大学生協では誰でも買い物ができますが、年間1ドル(!)払って会員になると(学生である必要はない)年間購入額の数%(その年のクープの実績次第)が後日還付されるそうです。とはいえテキストはめちゃくちゃ高いし(日本の専門書とは比べ物にならない)生活用品もその辺のホームセンターのほうが安かったりするし、正直ここで買うのがお得かどうかは何ともいえません。でも何だかんだいってよく利用しているかも。ハーバードにお越しの際は是非覗いてみてください。
[PR]
by coast_starlight | 2006-07-22 14:37 | ハーバード探訪

<日々の出来事> ボストンで歯医者に行く (その2)

a0079741_13331399.jpgボストンで初めて歯医者に行ってから2日後、歯根管治療の専門の歯科医のところへ紹介状を持っていきました。場所は同じくボストンのダウンタウン、地下鉄Copley駅から歩いてすぐのところでした。

まず受付に行き紹介状と保険会社のカードを出し、初診ということで名前や住所、受診理由、などなどの情報を所定用紙に書かされます。あと、「私はここでの治療方針に納得し治療を受けることを認めます」みたいなことが書かれている紙にサインをさせられます。これはどこの医者でも大体あり(マッサージ屋でもあった)、これによって医者側は訴訟リスクを軽減しているのだと思います。

用紙を記入ししばらくしたら診察室に呼ばれました。治療台に寝そべって待っていると歯科医の先生がやってきました。「ハーイ、ナイストゥミーチュー」と言われ、アメリカ人の挨拶だからとは頭でわかりつつもしばし絶句…「いや、あなたはナイストゥミーチューかもしれないけど、できれば私はお会いしたくなかったんですが…」と心の中で思いながらも、前の歯医者で言われたことや今回なぜここに来たかなどを話した後、もう一度治療対象の歯のレントゲン写真を撮られました。ここでもレントゲン写真は電子データとなっており、撮影して1分以内には診察台の前にある液晶画面がググーッと私の眼前に現れ、「ひえぇー」と思っていたらその画面を元に先生が現在の歯の状況と治療方法について説明されました。

「今痛んでいる歯の根っこの以前治療したところだけど、治療したところ(写真上はそこだけ白い棒が入って補強されたように見える)で細ーくさらに白いところがありますよね。これはおそらく前回根管治療をされたときの器具がそのまま残っているのです。それがすき間をつくっていてそこからバクテリアが入って感染しています。」

ぬゎ~にぃ~!!医療ミス!?と心の動揺を隠しつつ話の続きを聞きました。

「この状態を治療するには2つの方法があります。一つは……(忘れた)で、もう一つは感染を起こしている歯の奥のところを手術する方法です。そこを切って感染のもととなるすき間に栓をして(どうやって?)元に戻す方法です。私の考えでは二つ目のほうが確実です。」
「完全に治したいので二番目の方法でやってください。ところで、器具が残っているって信じがたいのですがこういうことってよくあるんですか?」
「いや、あまりない。年に一回くらいかな。」

えぇ~!?ここでまた動揺。確かにこの歯は時々違和感があったけど、それもこの残った器具のせいってこと!?冗談じゃないよー。でも先生の話だとこれは取れない(取ったところでどうしようもない)ので、先生の提案する手術のほうが良いそうです。でも私が思うに、取ってまた悪くなったら訴えられるということを懸念されているのではないかと思います。

治療方針について確認した後受付に戻りお金を払うときになってまたビックリ。次回(8月中旬)の治療の際の費用の見積もりをもらったのですが、正直「なぜ1本の歯にこんなにかかるの!?」とため息が出ました。この前のフロリダ旅行よりも高いよ…。保険でカバーされるからいいけどもしこれが2本・3本だったら間違いなく自己負担になる。これで親知らずを抜くのは来年に回す可能性が濃厚に。

帰り際にも受付のおばさんが「イトワズナイスミーティングユー」とか言うからこれまた拍子抜け。あんまりフレンドリーに対応されるのも、仏頂面よりはいいけどちょっと複雑な気分…と思いながら帰りました。 (次回に続く)
[PR]
by coast_starlight | 2006-07-22 13:36

<日々の出来事> ボストンで歯医者に行く (その1)

a0079741_6484142.jpg以前治療した歯が痛むので歯医者に行くことにしました。まずすべき作業はどの歯医者に行くかを選ぶことです。ここではどこの歯医者に行ってもいいわけではありません。自分の加入している医療保険が使える歯医者を探さなければいけません。幸い私の持っている医療保険はどこの歯医者でも使えることが判明したのですが、一旦自分で全ての費用を立て替えて後日保険会社に書類を送って請求するという面倒な手続きがあることがわかりました。加えて腕のいい歯医者に行くことが重要です。何だかんだで結局ボストンのダウンタウンにある日本人の歯医者に行くことにしました。

久しぶりの歯医者に行って驚いたのは、新しくて高そうな医療器具が並んでいること!「まず歯の状態を見るためにレントゲンを撮ります」と言われて、気になる前歯と全体写真(パノラミックビューという…本当にパノラマ写真みたいに長かった)を撮られました。このレントゲンを撮る機械も見た目がすごくシンプルで操作性が良さそうで、レントゲンを撮られているという感じがしません。しかもこの写真は私が今までよく見たフィルムではなく電子データ形式で扱われ、診察室にある液晶画面でそれを見ながら説明を受けました。写真データが電子化されているので電子カルテに保存したり、他の歯医者へ紹介するとき紹介先にメールで送ったりできるみたいです。時代遅れの私は「すげー」と感心するばかり。

私は8年前に上前歯4本が虫歯になり差し歯になる危機に陥ったのですが、「この年で差し歯は勘弁してほしい」と当時の歯医者に頼んで歯根管治療+詰め物でその危機を乗り越えました。でも詰め物が古くなってきて取り替えなければならず、そのことはわかっていたもののダラダラと放置し現在に至りました。結局その4本のうち3本が軽度の虫歯で、うち1本が根っこのところで感染を起こしていることがわかり(これが痛みの原因)、これらを再度治療することとなりました。

そのときの歯医者さんとの会話を再現してみました:

「日本人の割にはわりとキレイな歯をしていますね。」
「え?虫歯治療済みの歯が11本もあるのに、ですか?」
「でもそれ以外の歯はキレイじゃない。日本人って大人だと虫歯だらけの人が多いでしょ。こっちの人は年2回歯の点検のため歯医者に行くし(∵保険でカバーされるから)歯科矯正も日本以上にやる人多いでしょ。日本の健康保険は治療しなければならなくなってからお金を出す仕組みだから、予防にはお金を出さないんですね。……歯に対する意識が違うんですよ。水道水にフッ素が添加されているのも大きな違いだし。」
「へぇ~。ところで親知らずが4本生えていて、昨年日本を発つ前に歯医者に見てもらった際、抜いても抜かなくてもいいと言われたんですけど…」
「抜いたほうがいいです(キッパリ)。特に下の歯は少し横に生えているから、このまま放置すると下の歯並びが悪くなります。」
「え~っ(しばし絶句)…親知らず抜くのって痛いからイヤなんですけど(わりと単刀直入)…」
「腕のいい先生に紹介状書いてあげるからそこに行くといいよ。」
「ところで親知らず抜くのって高いんですか?」
「高いです。」

-----
「今回の治療は、①1本の歯について歯根管治療をやり直す、②3本の虫歯を治療し詰め物をつめ直す、ことになります。根っこの治療については専門の先生がいるのでそこを紹介します。その治療が終わったらまた戻ってきてください。親知らずも専門の先生を紹介します。じゃあ帰るときに紹介状渡すね。」
「親知らずを抜くのはその後にしたいと思うんですけど…」
「どうせやるなら一緒にやってしまえば?」
「…(う~ん、どうしよう)」

親知らずを抜くのをためらっているのは、「痛いから」だけでなく実は別の理由があるのです。私の医療保険は歯科治療については年間の上限額が決まっており、前歯の治療+親知らずを4本抜くとなるとその限度額を超える可能性があります。超えた分は100%自己負担なので親知らずを抜くのは来年に回そうか、と考え中です。しかし親知らずを抜いた友人知人から聞いた痛みの話や恐怖体験を聞くと、これはお金がかかっても時間のある夏休み中にやっておくべきか…と悩むの事実。まだ決めていません。

診察が終わり受付に戻りお金を払おうとすると、その額に改めて驚き…何でそんなに高いんだ!これって先生やスタッフの人件費もあるだろうけど高い医療器具にお金払っているんじゃないかと思うほど。クレジットカードで払えることも驚きでした。詳しい明細書ももらったし、日本の開業医だと白いペラペラのレシートを出して終わりのところもあるけどそれとは大きな違い。説明責任という意味ではこちらのシステムのほうがいいかもしれません。

というわけでまずは前歯の根管治療のため別の歯医者に行くことになりました。次の日、ここの歯医者で再度レントゲン写真を撮ったところ、痛みの原因と思われる、一瞬アメリカじゃ訴訟起こす人がいるかもと思うような驚愕の事実が発覚したのです…ジャジャジャジャーン(次回に続く)
[PR]
by coast_starlight | 2006-07-20 07:36 | 日々の出来事

<ハーバード探訪> ケネディスクール

a0079741_1319519.jpgハーバード大学のキャンパスは非常に広く、スクール(大学院)別にキャンパスが分かれていますが、まずは私の通っているケネディスクールを紹介したいと思います。

ケネディスクールは、地下鉄ハーバードスクエアの駅を降りた後ヤード(学部の校舎)とは反対方向(南方向)にJFK通りを5分くらい歩いたところにあります。隣にはかの有名なチャールズホテルがあります。この通りをさらに南に歩き続けて橋を渡るとビジネススクールがあります。駅から近い校舎に通いたければビジネススクールより断然ケネディスクールですよ!(そんな理由で志望校を決める人はあまりいないか…。)

a0079741_13341985.jpgちょっと気が向いたので、駅から近いスクールと遠いスクールを分類してみました。

<駅から近いスクール>
・GSAS(人文・科学系大学院)/ヤード(学部)
・ケネディスクール
・ロースクール
・メディカルスクール
・スクールオブパブリックヘルス(公衆衛生大学院)
(下の2つはハーバードスクエアではなく別のところにキャンパスがあります)

a0079741_13301592.jpg<駅から遠いスクール>
・ビジネススクール
・デザインスクール
・ディビニティスクール(神学系大学院)
・スクールオブエジュケーション(教育大学院)

上の写真にあるJFK通りとEliot通りの角にある建物(Belferビル)の中に入ると、下にはメールボックス(学生宛のお知らせや添削済みの宿題・テストなどがここを通じて配布・返却される)が並んでいる壁と、テーブルといすが所狭しと並んだホール(Town Hall)があります。つい最近までここにある液晶テレビでワールドカップの試合を見る人たちをよく見かけました。

上の階にはパソコンが数台並んでおり、授業の合間や空き時間にメールをチェックしたり宿題をする学生などで行き交います。もちろんパソコンはコンピュータ室があってそこにはもっとたくさんあるのですが、このように廊下にも何台かあります。この建物に限りませんが廊下をあえて広めにつくってテーブルやいすを置いて学生が座って勉強したり話し合ったりできる場が設けられているのが特徴の一つです。なおBelferビルは5階建てで、さらに上の階には教室と教授などの部屋があります。ケネディには他にも3つ建物があります。

ところで、校舎内に置かれているテーブルといすはすごく質素でビジネススクールとは比べ物になりません。ビジネススクールの建物の中は、まるでホテルのロビーのよう(大げさか…)。この環境に慣れた私には、かなりゴージャスに見えました。

それでも一旦慣れるとケネディも居心地いいですよ(宣伝)。
[PR]
by coast_starlight | 2006-07-18 13:44 | ハーバード探訪

<考え方> 吾唯足るを知る

<例題 ~竜安寺観光~>
あなたは、米国現地法人から日本出張中の米国人の同僚から週末京都観光に付き合って欲しいと頼まれ、竜安寺にやってきました。石庭を見学した後、寺の裏にあるつくばい(手水石…ご存知でない方は下記をご覧ください)について、手元にあるガイドブックの文章を適宜訳しながらあなたは同僚にこう説明しました。

「この手水石にある文字は、右回りに「吾唯足るを知る」と読むことができます。たとえ富(wealth)がなくても現状に満足することを知っていれば心は満たされ幸せであり、現状に満足することを知らない人はたとえ富に恵まれても幸せではないという禅の教えが由来だそうです。転じて、名誉・地位・財産などはほどほどのところで満足することを知りなさい、と解釈されます。」

「現状に満足してしまっては、進歩がないではないか。」

どう返すか考えて下さい。


<参考> つくばい(竜安寺HP…「案」のところ(境内のご案内→境内図②)をご覧下さい。)


-----
自分で例題をつくっておきながら解答をつくるのに結構悩みました…私だったらこう答えると思います。

a0079741_9391868.jpga0079741_9385890.jpg「現状で満足する道を知れ、一旦そういう精神状態になれと言っているのであって、その先を目指してはいけないとは必ずしも言っていません。野心の赴くままに突き進む(左の図)のではなく一呼吸置いて考えろ、という意味だと私は解釈します。どんな分野でも上を目指そうとすると、自分のモチベーションにも関わりますから初めは単なる自己満足で突き進んで良いと思いますが(右の図①の状態)、②のレベルを目指そうとすると自分のためという考え方のみではいけないと思います。例えば「世のため人のため」という発想が必要なのでは、と考えます。それがなければ①の状態で満足して自分の心の充足を感じるにとどめておくべきなのかもしれません。①の状態で満足すべきか、あるいは①から②の状態に行くのかどうか、そこで一旦熟考するプロセスを踏むことにより、何かを成し遂げるにおいて肝要な精神のよりどころが固まるのだと思います。したがって、自己満足の部分については「足るを知れ」と言っているのではないでしょうか。」

自分で言うのも何ですが、上記の回答のポイントは、論理と自分の考えと推測を適当に織り交ぜて、歴史についてほとんど知識がないところをカバーしている(ごまかしている?)ところです。私も東京で働いていた頃外国人の方を京都へご案内したことが何度かありますが、自分の持っているおそらく最低限の教養レベルを以てその場のやりとりを考えるのに四苦八苦していました。大事なのは、的外れな回答をしないことです。的外れな回答をすると、信頼を失います。もし相手が歴史的背景や文化そのものに興味を持っているのであれば上記のような回答では相手は満足されないと思いますので、プロのガイドを雇うか「すいません、後で調べておきます」という必要があると思います。

実務経験が何年かある今でこそ多少の蓄積ができているかもしれませんが、ここに来てさらにも増して日本の歴史や文化について勉強しなおさなければ、と思います。一方で、高校レベル、いや中学レベルの歴史や文化の知識でも完璧に知っていてあらゆる話題につなげる論理的思考力と経験があればそんなに深い知識は必要がなくても何とかなるのではないか、とも思います。でも最近読んだ「国家の品格」(藤原正彦著)には、藤原教授がケンブリッジ大学での研究生活時代に出会ったある大教授にいきなり「夏目漱石の『こころ』の中と先生の自殺と、三島由紀夫の自殺とは何か関係があるのか」と質問された話や、ロンドン駐在の商社マンがお得意様の家に呼ばれて、縄文式土器と弥生式土器の違いや2度の元寇の違いを聞かれたという話が書いてありました。こういう質問をふることによって相手の教養レベルを試しているのだとか。恐るべし…。そういう人と私が将来会話する立場になるかどうかはわかりませんが、一般教養って大事なのかも、と今更ながら思います。

なお、このつくばいは、徳川光圀が寄進したものと言われています。そのことも触れようかと思っていろいろ調べたのですがうまく話をつなげることができませんでした。触れるとかえってボロが出るだろうなと思ってあえて触れなかった、というのもあります。(わからないことは自分からは触れない、ということも重要)


-----
ところで私が小学生の頃ハマったゲームのうちの一つに、マイティボンジャックというゲームがありました。このゲームの重要アイテムにマイティコイン(これをとることにより主人公のジャックがパワーアップし、宝箱を開けたり敵をコインに変えたりすることができる)というのがあるのですが、このマイティコインは9枚までしか持つことができません。10枚目をとってしまうと何と「You are greedy」という言葉とともに拷問部屋に送られてしまいます。拷問部屋に入ると、敵をよけながら50回ジャンプしなければ出ることができません。ちなみに、50回ジャンプするというのはゲームをやってみればわかりますが相当な難行です。

「吾唯足るを知る」というフレーズからふとマイティボンジャックを思い出しました。今から思えば何て日本的な発想なんだろうと思いませんか?せめて9枚以上は取っても増えないようにするくらいにすればいいのに、拷問部屋送りだなんて…。私が大好きだったスーパーマリオの1upキノコや、クルクルランドの旗(1匹増える)には上限がなかったのに…。マイティボンジャックは私も何度か泣かされたなかなか厳しいゲームでした。

あともう一つ思い出しましたが、このゲームでは終了後ゲーム偏差値なるものが出ます。絶対評価(スコア)だけでなく相対評価の偏差値も知ることができるだなんて、これもかなり日本的かも。

マイティボンジャックをこよなく愛する方のサイトを見つけました。
http://www1.odn.ne.jp/horus02/title.html
[PR]
by coast_starlight | 2006-07-16 09:46 | 考え方

<ハーバード探訪> イェンチン(燕京)図書館

ひょっとしたらハーバード大学を目指す人が見ているかもしれない、と思いハーバード大学の各種施設を写真入りで紹介するコーナーをつくることにしました。是非これを見て気持ちを高めてください!

a0079741_0175487.jpgハーバード大学で日本語の本が読みたくなったらイェンチン図書館に行きましょう。場所は、ハーバードスクエアの駅からヤード(学部の校舎)を通り抜けさらに北に歩き、デザインスクールの裏の通り(Divinity Ave.)に入ったところにあります。駅から徒歩7~8分くらいです。私は夏のインターンをケネディのある教授の下で行っており、リサーチの内容柄最近はここで時間を過ごすことが多いです。ここイェンチン図書館は、日本語だけでなく中国語や韓国語の書籍も充実しています。図書館にいる人たちもアジア系が多く、例えば白人学生と中国人スタッフが「コピー機の調子が悪いみたい」「ああ、これはねぇ…」といった会話(おそらく)を中国語で交わしていたりと、普段の生活とは違った空気が流れているような気がします。今図書館に行けば、日中韓三ヶ国語を操る謎の白人のお兄さんが受付でお相手してくれます。ここイェンチン図書館は、東アジア研究者の中では非常に有名な図書館だそうで、ハーバード以外のあらゆる大学から研究・見学のため訪れる学生も多いそうです。

この図書館は地下1階・地上3階建てで、日本語の本は1階(雑誌・新聞・書籍の一部)と2階(主な書籍)に所蔵されています。日本にあるその辺の図書館より所蔵数は多いと思います。手塚治虫マンガ(私も早速ブラックジャックを全巻読むことにし予約しました)もありますし、なかには(人口20万人くらいの市)○△市史といった、「誰がこんなもの読むんだろう」と思うような本も多くあります。学術目的に限らず単なる読み物として楽しめる本も多数揃っており、今までアマゾンなどで高いお金を払って日本から本を取り寄せていたのがあほらしく感じられることもあります。今私が行っているリサーチの関係で会社四季報のバックナンバーを取り寄せる必要があったのですが、1960年代のものから揃っていたのには驚きました。(ただし雑誌は船便で送られてくるものもあり、その場合2ヶ月ほど遅れて入ってきます)

なお、ここはハーバードの学生以外は、MITなど近隣の学生なら入れるみたいですが基本的には入れませんのであしからず。(でも観光で来て頼み込んでいる人はよく見かける)

ところでハーバードの学生の方に質問です。日本語書籍(主に雑誌・新聞)が多く所蔵されている図書館は、実はもう1つあるのですよ。しかもものすごくキレイで自習に超オススメ。どこかわかりますか…?
[PR]
by coast_starlight | 2006-07-16 00:38 | ハーバード探訪

<話のネタ> 北斗の拳VISAカード

何と、三井住友VISAカードがケンシロウの絵をあしらった「北斗の拳VISAカード」なるものを発行するそうです。なんでも、会員になると会員限定の奥義書がもらえるらしい…。欲しい!?

<詳しくはこちらのニュースリリースをご覧下さい>
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/11/news095.html
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=135531&lindID=3


私がこのニュースを読んでまず思ったのは、「誰が言いだしっぺなのか」ということです。三井住友カードあるいはノース・スターズ・ピクチャーズ(北斗の拳の著作権を管理している会社)の社員に熱烈な北斗の拳ファンあるいはこれがビジネスになると思った人がいて、その人が企画書を出してボトムアップ的に起こったプロジェクトなのか、あるいは三井住友カードとノース・スターズ・ピクチャーズの幹部同士がたまたま何かで会ったときに「こういうの面白そうだね」ということになってトップダウン的に始まったのか…?たぶんボトムアップで始まった可能性が高いと思います。別にこんなカードなくても誰も困らないと思いますし、あったらあったで面白いくらいのものですから、誰か一人は相当な情熱を持った人がないとプロジェクトに人を巻き込むことは難しいと思います。そのリーダーシップがどう発揮されたのかというプロジェクトの背景に興味を持ってしまいました。

北斗の拳は私が小学生のときに相当な人気で、同じクラスの男子が休み時間中に私に北斗百裂拳を食らわせたりなど(私が変なこと言うからなのですが…もちろん冗談で)私自身はあまりいい思い出はありません。でも漫画としては完成度は高いと思います。同様の北斗の拳グッズで思い出したのがタイピング練習ソフトで、これは弟が大学を出る前「就職してタイプ打ちができないのは困るから」と私が買ってあげたことがあります。弟はそれなりにタイプ打ちができるようになったので一応は役に立ったようです。

タイプ練習ソフトに北斗の拳を持ってくるというのは理解できるのですがクレジットカードとは…。正直言って驚きました。でも仮に私がこのカードを持ったとしたらちょっと恥ずかしくて使えないかも。いや、こちらではいろいろなデザインのカードがありますから、結構みんな好き勝手なカード持っているし誰も気にしないかもしれません。アメリカ国旗を全面にあしらった愛国心満載のカードや、南の島のリゾートのデザインをあしらったカードなどさまざまです。でもこの北斗の拳のようなある意味洗練された?デザインのカードはないと思います。でもクレジットカードはほぼ毎日使うし相手に見せるものですから、自己主張の手段に無意識のうちになっているのかもしれません。
[PR]
by coast_starlight | 2006-07-12 21:52 | 話のネタ