<   2006年 07月 ( 15 )   > この月の画像一覧

<日々の出来事> ワールドカップ観戦

今日はワールドカップの決勝戦の日。というわけでノースエンド(ボストンにあるイタリア人街)へ行き、とあるバーに入り決勝戦を観戦していました。実は準々決勝に入ってからほぼ全ての試合をボストンに残っている同級生とハーバードスクエア近辺のスポーツバーで観戦してきたのですが、今日はイタリアが勝つだろうと予想してイタリア人街へ繰り出した訳です。場所柄周りの客は当然イタリアびいきなわけで、イタリアがチャンスのときやフランスがピンチの時の歓声は相当なもの。"F○ck that French"とかちょっと感心できない野次もありましたけど、昼間から飲んだくれた人たちが(私も含めて)盛り上がっていました。

a0079741_12184076.jpgイタリアが優勝を決めた瞬間は、こんな感じでした。瓶に残っているビールをかける人たちのせいで私の服やカメラはぬれてしまいました。髪の毛や服はベトベトになるし、暑さもあってただでさえ汗でベトベトなのに、もう最悪。幸いカメラは大丈夫でしたけど…。何が何だかよくわからず近くの人と抱き合っている人たちが多く見受けられました。




a0079741_12232163.jpg優勝が決まった後、ノースエンドのメインストリートであるハノーバー通りはこれまたすごいことになっていました。人々が通りの真ん中で輪を作り、輪の中で爆竹がなったかと思うとまた騒ぎ出して…の繰り返し。イタリア国旗を持った人たちや国旗の色を顔に塗ったくった人たちが通りを練り歩いていました。


a0079741_12315696.jpg面白かったのは、通りに面した部屋に住んでいる(と思われる)住人が外の人に向かってじょうろやバケツで水をかけていたことです…(拡大してご覧下さい)。かけられてうれしいのか何なのかよくわかりませんが、それもこれもどさくさにまぎれてのことなので何でも許されるということでしょう。






この夏休みは結局ボストンに居残ることになってしまいましたが、結構いろいろな経験ができて楽しい日々を過ごしています。
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by coast_starlight | 2006-07-10 12:46 | 日々の出来事

<日々の出来事> フロリダ/キーウェスト旅行

ここ最近いろいろあったし、このどんよりとした気分を何とかしたい!そのためには走って爽快なところをドライブだ!

というわけで行ってきましたキーウェスト!

a0079741_23351080.jpgキーウェストは、フロリダ半島の下の端っぽに位置するFlorida Keysと呼ばれる小さい島々の集まりの一番先っちょのところです。マイアミから車で4時間くらいです。

この道のすごいところは、道路の左右が海に囲まれている箇所が結構あり、海の真ん中を走っている気分になれることです。天気はまあまあでしたが、日頃の生活とは全く違う空間に身を置き車で移動したり街を散策していると、自分のそれまで考えていたことややっていたことの意味や位置づけを一旦リセットして見つめなおす良いきっかけになると思いました。


今回の旅行は一人で行きました。でも行った先で会う人がいたので一人という気分がしませんでした。

a0079741_23301547.jpg一日目は、時々通っているマッサージ屋のお姉さん(前述のLisaさん)がキーウェストのことを良く知っていて(家を持っている)、顔なじみのウェイターがいるというレストランを紹介してくれたのでそこに夕食を食べに行きました。このお店(Seven Fish)はキーウェスト通の中では良く知られているお店のようで、小さい店内はいつも多くの客で賑わっているそうです。私が行ったときも予約を入れていないため残念ながら断られている人を何人かみかけました。一人で食事をする場合は、カウンターに座るとウェイターのBrentさん(写真)がお相手してくれます。食べ物もおいしく会話も弾み、大変楽しいひとときを過ごすことができました。カウンターは4席しかないので一人でも予約は必要です。

a0079741_23425045.jpg二日目は、一人でキーウェストの街を散策しブラブラしていたのですが、レストランやカフェで近くの席になった人とどういうわけか話しかけられ(日本人が珍しいのか)結構世間話をしていました。キーウェストにお越しの際は、是非Mojito(モヒートーと読む)を飲んでください。これはキューバ生まれのラムベースのカクテルで、中には生ミントの葉っぱとライムが入っています。すっきりした味わいで何杯でもいけそうな気分になりますが、店によっては結構強めだったりするのでご注意ください。ハーバードスクエア近辺でも飲めるところが何軒かあるようです。(ちなみに写真はキーウェスト風?まぐろのたたき)



a0079741_2348457.jpg三日目は、フロリダ出身の友人が「フロリダに行くなら会うといいよ」と彼の友人を紹介してくれ、その人達がマイアミビーチ散策に付き合ってくれました。当然初対面な訳ですが彼の裏書?があるということで皆かなりフランクに接してくれ大変うれしかったです。こういう寛容さってすごいなと思いました。


a0079741_23513816.jpgところで面白いなと思ったのは、この3日間誰とも日本語をしゃべらなかったので、その間はかなり英語で物事を考えていられたのか、英字新聞や雑誌の記事を読んでいて頭の中にすぐに入ってきたことです。自分の頭の中での考え事や独り言は基本的に日本語ですが、それも周りが英語漬けだと段々減ってくるということを感じました。日頃授業や生活で日本語に接しないほうがいいのかも…だとしたらこの日記は書くのをやめたほうがいいのか!?

せっかく留学の機会を与えられているのだからできるだけ今いる環境に自分自身を順応させたいと思う反面、ずっと日本語で育ってきたから完全に忘れることはまずないでしょうが、日本の感覚をあまり忘れるというのも帰ってから困るから考え物で、バランスが難しいところです。
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by coast_starlight | 2006-07-09 23:56 | 日々の出来事

<最初に読んで下さい> このブログの目指すもの

このブログの目指すものは、

1.ケネディスクールでの生活についてお伝えすること

よりも、どちらかといえば、

2.ケネディスクールで学んでいる人間がどういうことを考えているかをお伝えすること

です。この2つはかなり違います。私はどちらかというと2.に力を入れたいと思っています。

2.に興味を持ってくださった方は、是非<考え方>のカテゴリにある投稿を読んで下さい。ここでは主に学校で学んだ視点に基づいたオリジナル例題を作成しそれに解説を加えるという形で書く予定です。写真もあまりなくダラダラ文章が書いてあるようで一見テキトーに読み飛ばしたくなりますが、そこをぐっとガマンして最後までじっくり読んで頂けると大変うれしいです。私なりに熟考と吟味を重ねた上で、読む時間を損はさせないという気持ちで投稿しています。毎回その内容は違いますが、何かを感じ取って頂ければと思います。

とはいえそればかりではつまらないので日頃の生活についてもある程度書く予定です。<日々の出来事>では私の生活での出来事を、<授業のはなし><交通のはなし>では学校あるいはそれ以外で直接学んだことについて書いていくつもりです。でも学校の授業についてはもっと詳細に書かれたブログが数多く存在しているのでそちらをご覧になられたほうがよいかもしれません。

あとこのブログは写真が少ないですが、それは毎回写真を掲載する際、人については

1.画像の解像度を本人が特定できないレベルにまで落とす または
2.写っている人の許可をとって掲載する

を守っているからです。これは私が他のブログで自分の知らないところで自分が写っていたことがあって驚いたため、少なくとも自分のブログに関しては上記を守ろうと思ったからです。以上の事情をご勘案の上で読んでいただければと思います。

なお、このブログは来年6月に私が卒業するまでの期間限定ですので鮮度もそれなりに意識しながら書いていきたいと思います。よろしくお願いします。
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by coast_starlight | 2006-07-06 07:13 | 最初に読んで下さい

<考え方> 思いを馳せるということ

「相手の立場に立ってものを考えなさい」とはよく言いますが、少なくとも私には軽々しくそんなこと言えませーん!


<例題 ~相手の立場に立ってものを考える(基本編)~>

ヤマト運輸元会長小倉昌男氏は、2005年6月30日にカリフォルニア州ロサンゼルスの長女宅で最期を迎えられました。享年80歳。

問1:
2005年4月のある日、日本を発ちアメリカへ向かう小倉氏になって、飛行機の中で人生を回想してください。
問2:
あなたはロサンゼルス在住の小倉氏の長年の友人で、小倉氏がロサンゼルスに到着した後一緒に食事をする予定です。どのような話をしますか?


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この例題について考えるにあたって、次の2つの疑問が浮かぶと思います。ここではこれらの疑問に答える形で私なりの解説をしたいと思います。

1.どうやって解答を準備するか
2.そもそもこの問題を考えることに何の意味があるのか

それでは1.から考えていくことにします。

問1:
まず、「小倉氏になって」ですから、可能な限り小倉氏になりきることが大事です。私は当然小倉氏とは面識がありませんから、まずアクセス可能な情報として小倉氏の著書や新聞・雑誌・ネット上での記事などを読みます。小倉氏ご本人の著書やインタビュー記事といった、直接語られているものがいいでしょう。(小倉氏の著書の一つ「経営学」は私も読みましたが、これは小倉氏の功績だけでなく小倉氏の価値観や軸とされていた考え方がわかる本だと思います。)そうすると、次のようなことをはじめあらゆることがわかってきます。

・宅急便という概念およびオペレーションを一から作り上げられた。
・宅急便の路線免許取得をめぐり行政訴訟を起こすなどし規制改革に尽力された。
・95年にヤマト運輸会長職を引退されてからは、ヤマト福祉財団活動に注力された。
(もちろんこれ以外にもたくさんありますが、ここでは客観的事実について触れるのみにしたいと思います。)

また、4月中旬というのは亡くなられる1ヵ月半前であり、当時のご年齢やご体調を考えると、もう日本へ二度と帰ることない片道切符になるという覚悟をされていたのではないかと想像します。家族がアメリカにいるからとはいえ、最期が近いかもしれないという認識を持った上であえて長年住んでいた祖国を離れる決心をされるに至られた心中は察するに余りあります。著書を読み込むことにより、そのような決断をされた小倉氏の人間性がわかるかもしれません。

次に、「飛行機の中で」とありますから、飛行機の中を想像します。小倉氏くらいの方だとおそらくファーストクラスに乗られたでしょう。ビジネスクラスだったかもしれませんが、少なくともエコノミークラスではなかったと思います。ファーストクラスの座席・サービスは乗ったことがなければこれも想像するしかありません。飛行機の中という非日常空間、加えて出来ることが限られる移動中の時間となると、自宅や仕事場とは異なった環境および気持ちで人生を回想することになるでしょう。飛行機が離陸し窓から見える空や雲を眺めていたら、どんな気分になるのか…これは、今まで自分が飛行機に乗ったときの経験から肌で感じたもの、その記憶を総動員して集中力を働かせれば少しは小倉氏の気持ちに近づけるのではないかと思います。飛行機に乗ったことがない場合は…まず飛行機に乗るところから始めなければならないかもしれません。


問2:
問1について考えれば、自ずと答えは見えてくると思います。私の解答ですが、これが最後の食事になるかもしれないと考えると、まず小倉氏に会う前に自宅かどこか一人でゆっくり物事が考えられる環境で問1のような相手に思いを馳せる時間をとります。次にロサンゼルスにやってきた小倉氏に会ったら最初にねぎらいの言葉をかけ、話を聞き、問1で思いを馳せたことを思い出しながら小倉氏との会話のキャッチボールをするでしょう。本当に相手の立場に立ってものを考えるなら、これくらいのことをやらなければならないと思います。



次に2.についてですが…解がないこのような問題を考えることの意味は??

確かに決まった解答はありません…いや、あります。でも小倉氏ご本人でなければわかりませんし、小倉氏亡き今本当の答えは誰にもわかりません。当然私のような普通の人が経験したことのない世界をご存知で、数々の修羅場をくぐり抜けてこられたことでしょう。これらについては想像力を膨らませるしかありません。でも、だからといって考えることが無意味なわけではありません。リーダーシップ系の科目をケネディスクールでとったらこういう課題が出てもおかしくないかな、と思います。こういう問題について想像力を膨らませ考えを深めることが、リーダーとして必要な人生観について考えを深めるきっかけになると思うからです。

30そこそこの若造に何がわかる?確かにその通りです。でも、わからないなりに相手の気持ちや考えていることに思いを馳せることは可能です。相手のことを思い可能な限り相手の気持ちを想像する方向を向いている、そのベクトルを示すことに意味があると思います。

本当の解答は誰にもわかりませんが、「当たらずとも遠からず」的解答は、しかるべき手順を踏めば誰でもつくれると思います(これが重要)。
ケネディスクールでは、この「しかるべき手順」について考えるヒントを教えてくれるところだと思います。


最後に、ここで書いたことが役立ちそうなもっとプラクティカルな問いを投げかけてこのコラムを終わりにします。

問3:
ロサンゼルス在住のフリージャーナリストであるあなたは、小倉氏への独占インタビューをする機会を得ました。どんな質問をしますか?
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by coast_starlight | 2006-07-04 09:35 | 考え方

<日々の出来事> アジアンボディワーク

a0079741_134731.jpg学校の近くに、アジアンボディワーク・カンマ(訶摩)というマッサージ屋があります。個人経営のこじんまりしたところで値段も安いため(学割がある)今年の初めから時々行っているのですが、最近はマッサージを受けるというよりもここのLisaとおしゃべりをするために行ってるという感じです。おそらく私より一回りくらい年上で、プライベートのことも含め何でも話せるし、日本を含めアジアに関心の高いアメリカ人なのでカルチャーの違いといったテーマでも話が出来るし、よきお姉さまというという感じです。

ここでのセッションは1回1時間くらいで、まず近況について話をし、「睡眠時間は?」「食事は?」と彼女が聞いてくるので質問に答えていきます。その内容に応じて毎回どういったマッサージが良いかを考えてくれます。

指圧マッサージと彼女は呼んでいるものの実際は経絡(英語でmeridianという)に沿ったマッサージで単なるぐいぐい押す感じではなく、体全体を使ったストレッチ+つぼ押しといった感じです。マッサージが終わると、「あなたのこのエレメントのレベルが低いからここを中心にマッサージをした」などと解説してくれます。正直言って私には今ひとつよくわからないときもあるのですが、終わった後の不思議な気分に浸れる快感がやめられず通っています。

ところでこのLisaさん、何とケネディスクールの卒業生なのです。どうやら若い頃は普通に勤め人をしていて、ケネディスクールで学んだりしているうちにアジアンボディワーク(指圧・レイキヒーリング・相対法など)に興味を持ち勉強し開業されたそうです。この仕事をやる傍ら趣味のセーリングを楽しむ生活、なんかうらやましい。また、どうやらそれ以外にも不動産などを持ち、この事業以外の収入もおありのようです。アメリカ人のお金の出入りのコントロールの仕方は日本人のそれとはかなり異なるという印象があるのですが(また今度書きますが)、それはその人の生き方も表しているような気がします。
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by coast_starlight | 2006-07-03 01:33 | 日々の出来事