<   2007年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧

<日々の出来事> 車イス体験

今日学校で車イスに乗った人をたくさん見かけなかったでしょうか? >同級生の皆さま

今日学校で KSG Disability Day of Action and Awareness というイベントが行われていました。車イスを使用しているある学生の「やっぱりこの学校のアクセシビリティー対策は不十分だ」と感じさせられる個人的体験から始まったこのイベントですが、かなり大々的な規模で行われました。ケネディスクールへのさらなるアクセシビリティー対策を求める署名活動や "I support access!" と書いたステッカー配布などが行われたのですが、最大の目玉は車イス体験。終日学校のフォーラム(フォーラムについては過去の記事を参照下さい)にたくさんの車イスが置かれ、自由に体験することができるようになっていたので私も車イス体験をしてみることにしました。学校のどこを回っても良かったのですが、一応「推奨コース」なるものがあったので私はその通りに移動してみることにしました。具体的には次の通りです。ケネディスクールに来たことのない人にはあまりピンと来ないかもしれませんが…。

フォーラム→別の棟のホール(タウンホール)→エレベーターで地階に下りる→フォーラムのある棟に戻る→エレベーターで1階に上る→フォーラムへ戻る

これを普通に歩いて回ると、エレベーターの待ち時間にもよりますが、たぶん5分くらいで回れます。エレベーターを使わなければ2分くらいで回れます。しかし、この「推奨コース」を回るのに何と15分ほどかかってしまいました。理由は…

・エレベーターがなかなか来ない+狭い!(一度やり過ごす必要があった)
・車イスを手で動かすってしんどい!(腕が筋肉痛になったかも)
・引き戸のところは移動しにくい!しかもドアの幅はギリギリ!
・ターンが難しい!

ある程度は「慣れ」で効率が上がる部分もあるかもしれませんが、こういう生活を毎日続けるとなるとかなり大変…と正直思いました。「推奨コース」を回り終わったら他のところも回ってみようかな、と思っていましたが、かなり疲れたので「もう降参」という気持ちになり車イス体験はそこでおしまいにしました。二足歩行に戻った時にはものすごい開放感を感じましたが、車イス生活の人の多くはそれができないのだと思うと何だか複雑な気分になりました。

そんな訳で今日は学校中車イスの人であふれていました。中には車イスのまま授業を受けている人も…。今日はあいにくカメラを忘れてしまったので写真が撮れなかったのが残念でした。それにしても、あんなに多くの車イスをどこからどうやって借りてきたのだろう…?
[PR]
by coast_starlight | 2007-04-27 09:48 | 日々の出来事

<日々の出来事> カゼをひいて診療所に行く

先週末からカゼをひいて調子が悪いです。そのため学校へは行くものの帰宅後すぐに寝ているのですが全然調子が良くならず(むしろ悪くなっている)困っているので今日診療所へ行ってきました。去年のほぼ同じ時期も少しカゼをひき、学校を休むほどの高熱は出ないものの症状が3週間くらい長引いて困ったので、去年の二の舞にはなりたくないと思い診療所へ行ったのですが…。

カゼが理由で診療所に行っても、まずお医者さんには会わせてくれません。看護士(nurse practitioner)が応対します。そこで熱と血圧を測り、症状を聞かれた後、医者に会わせるかどうかを看護士が判断します。私の場合…

・熱っぽい/だるい
・鼻づまり
・のどの痛み
・少しの関節痛

があることを話し、熱を測ったら37℃ちょうどだったので「これは普通ですね」と言われ、薬局で買える薬を教えてもらって終わり。「もしもっと熱が上がったり他のところが痛み出したりしたら連絡が欲しい」と言われました。

私が納得いかなかったのは体温の件。平熱が35℃台で低いから、36.5℃でも熱っぽいんだってば!!何年か前、適応障害と診断される前に雅子さまが微熱で公務を休まれることがよくあったような気がしますが(私も小さい頃は微熱でよく学校を休んだ…関係ないか)、アメリカだとそれは熱があるとは認められないのか…と思いました。
[PR]
by coast_starlight | 2007-04-25 09:54 | 日々の出来事

<日々の出来事> バージニア工科大学の犠牲者を追悼する

a0079741_12405556.jpg月曜日にあったバージニア工科大学での出来事は私にとって非常にショッキングで、ここ数日かなり落ち込んでいます。事件の犠牲になった32人の人たちがそのタイミングで死ななければならない理由は何もなかったはず。このような事件を起こしたチョ・スンヒ容疑者も、何年も前からいろいろシグナルを発していたのに、なぜ誰も何もできなかったのか…と思うと悲しくてなりません。いや、周りの人も何もしていなかった訳ではないと思うのですが、周りが「これはちょっとまずいかも」と思いつつもどうしていいかわからないまま時が経った次の段階で起こる出来事としてはあまりに極端すぎます。ほぼ同じタイミングで長崎市長が射殺されたことも知り、日本人としては二重のショックです。ケネディスクールでも、生徒会がバージニア工科大学向けに学生の寄せ書きを募るなどの活動をしています。今年は生徒会長が韓国人なのですが、彼と今日話をしたら、ものすごく落ち込んでいてどういう言葉を発していいかお互いわからず、あまり会話になりませんでした。




a0079741_12384790.jpg今日(4月19日)夜10時から大学構内にあるメモリアルチャーチで犠牲者の追悼行事があったので行ってきました。ろうそくを手に祈りをささげるだけ…と言ってしまえばそれまでですが、神父さんが言われていたように「木曜日の夜10時というこの時間、他にいるべき場所があったかもしれないにもかかわらずここに集まっている、その事実が大事だ」と私も思います。ただ、追悼するといっても、犠牲者のために行ったというよりもむしろこの混乱した自分の精神状態を落ち着かせるため自分のために行ったと言うほうが正しいかもしれません。でも、それでもいいと思います。これによって自分自身をはじめ参加した人たちが何か思うところがあれば、それで少しづつ世の中が良い方向に変わっていく力にならないかな…そう思います。
[PR]
by coast_starlight | 2007-04-20 12:41 | 日々の出来事

<話のネタ> ケネディスクール恋愛事情

ケネディスクール内でカップルがどれくらい成立するのか…私の感覚では、かなり低いと思います。(厳密に言うと、カップル成立までに至るのは少ないがその前段階では結構ドロドロしているという感じ。)あと、プログラムにもよります。私の独断と偏見では、多い順に

MPP→MPA/ID→MPA/MC→MPA2

となるのではないかと思います。私のいるMPA2はたぶんカップル成立率は一番低いと思います(私の知る限り一組)。というのも、以下のような理由があるからです。

1.必修科目がない、ゆえに皆スケジュールがバラバラ(他の学校の授業をとっている人も多く、学校であまり見かけない)
2.既に相手がいる人が多い(既婚者・長い付き合いの彼氏/彼女がいる、など)

それに引き換えMPPは1年目は必修だらけだし、年齢的も若く(20代中盤~後半が一番多い)available な人が多いので、必然的に他のプログラムの人たちよりもそういう機会が多いのではないかと想像します。これは、私がMPA2に入って後悔したことの一つ(?)かもしれません。私のいるMPA2は、いろんな意味でMPPの人たちよりも「まったり」というイメージがあります。MPA/IDもMPPと同様必修科目が多いのですが、年齢層や国籍が多岐にわたるためMPPほどの一般化は難しいと思います。

それではMPA/MC(ミッドキャリア向けの1年プログラム)の人たちはどうなのでしょうか?若くても30代前半で、30代後半~40代が多数を占めるこのプログラムの人たちのほうがMPA2よりも落ち着いているというイメージがあるかもしれませんが、私はそうは思いません。というのも、離婚を期にケネディスクールに入ったという「第二ラウンド組」も結構いるため、available な人の割合はMPA2よりも高いのではないかと想像するのです。また1年という期間限定なので我々のような2年プログラムにいる人たちよりも短期勝負に出るというか、いろいろな意味でエネルギーレベルが高いような気がします。昨年は、学校内の個室トイレであるミッドキャリアのカップルが関係を持っていたとか、そのカップルに子供ができたとかいう噂を聞きました。確かにこの時期になるとおなかが目立ってくる女子学生は増えてきます。夏に生まれるよう計算して妊娠した既婚女性がほとんどなのですが、全員がそうとは限りません。

-----
この前同級生何人かとこのような話題の話をしていたのですが、意見として多かったのが「将来のことを考えるとケネディスクール内の人とは恋愛関係になりたくない」というものです。さすが政治を志す人が多い学校ならではの考え方かもしれません。ややこしいことになると後々面倒というのは、私も思います。多いのは、同じ学校の別の大学院の人がいいというもの。わかるような気がします。そうはいっても、噂にのぼらないだけで水面下では何があるかは知りませんが…。

ちなみに先週ハーバードの大学院生全体を対象に企画されたパーティー(英語で speed dating といいます)は、チケット発売開始からわずか数十分で売り切れたとのこと。需要の多さを如実に示していると思います。
[PR]
by coast_starlight | 2007-04-15 01:16 | 話のネタ

<授業のはなし> 当たれば大きいのだが

私が中学生の頃、広島東洋カープにランスという外国人選手がいました。1987年のシーズンには、規定打席(*下記参照)に到達した選手の中で最も打率が低かった(2割1分8厘)にもかかわらず39本のホームランを打ちその年のホームラン王に輝きました。その次の年は79試合に出場し打率は1割8分9厘でホームランは19本。88年のシーズン終了後日本を去っていきました。本名はリック・ランセロッティ。ロードアイランド州出身のアメリカ人で、広島退団後何とボストン・レッドソックスでプレイしていたこともあるそうです。引退後はニューヨーク州バッファローに移りそこで野球学校を開校し、現在その学校の経営者なのだそうです。同じ時期に「ブンブン丸」として名を馳せたヤクルトスワローズの池山選手も同じようなタイプのバッターでしたが、ランスのほうが「ホームランか三振か」の分散が激しかったような気がします。ゆえに私の中ではランスのほうがより記憶に残っています。そのギャップの激しさから、ランスは私の好きな野球選手の一人でした。ちなみに当時最も好きだったのは中日ドラゴンズの彦野選手。一番打者なのにがっちりした体格でホームランも打てる、足も速くてセンターを守っていたという、ほかの球団にいないタイプの一番打者であったことに惹かれたのかもしれません。

私も普段の授業ではあまり発言をするほうではなく、してもあまり大したことが言えないで空振りした気持ちになって沈んでいることが多いのですが、ごくたまに予想外の拍手を受けたり授業終了後「君のあの発言は良かった」とか知らない人から声をかけられたりします。昨日も交渉術の授業で、自分のグループの交渉結果がなぜそうなったかという計算の根拠を説明していたのですが、私が「これって算数の問題じゃん、簡単簡単」と思っていたら実はそのやり方を思いついた人はあまりいなかったらしく、私が説明し終わるとなぜか歓声と拍手が…。「えっ、何で!?」と私のほうがビックリしてしまいました。でも聞こえていた声は歓声ではなく、私があまりに淡々と式を説明していたからあっけにとられていた「えーっ、何この人!?」という声だったのかもしれません。

でも当の本人はそんなに気持ちよかったかというとそうでもなく、普段とのギャップの大きさにどうしても意識がいってしまって「あぁー、コンスタントに意味あることが言えればなー」というイチロー型を目指したいという落ち込みの気持ちのほうが大きかったような気がします。ケネディスクールでコンスタントにヒットを打つには、日々の授業で課されるリーディングをちゃんとすべきなんだろうな。いや、読むには読んでいるけど読んでもわからないんだよ!!…たぶん私はケネディスクールでは、どちらかというと頭の悪いほうのグループに入ると思います。本当にできる人は、日々のたゆまない努力もあるだろうけど、コンスタントに意味ある発言をしています。残り少ない留学生活ではありますが、いつ打てるか分からないホームランを目指すのではなく、しかるべきときに確実にヒットを打てるようになれるよう努力を重ねていきたいと思います。

(*)規定打席…「ある程度」レギュラーとして試合に出場しているという目安で、年間試合数×3.1で計算。当時は年間130試合あったため、規定打席数は403打席。首位打者などはこの打席数に達した人が考慮の対象になる。ちなみにピッチャーにも規定投球回数というものがあり、これは試合数×1イニング。
[PR]
by coast_starlight | 2007-04-07 10:08 | 授業のはなし

<旅行> サンタフェでお風呂に入る

日曜日の早朝、ボストンに戻りました。以下、サンタフェで書いたものをアップロードします。

-----
a0079741_1373184.jpgギャラップから300キロほど走ったところに、ニューメキシコ州の州都であるサンタフェという町があります。昨日(木曜日)はここで一泊しました。前日の宿とは違って今日の宿はダウンタウンの便利な場所に位置し、主な見どころに歩いて行けるので非常に楽です。部屋も(場所はまあまあでしたが)ベッドや調度品がかわいい部屋で、これが60ドルってお得…と思いました。でも税金などで別途16ドルほどかかります。アリゾナ州とニューメキシコ州は観光客からお金をとる仕組みづくりをきっちり作っているようです。





a0079741_1354965.jpgダウンタウンから車で10分ほど走ったところに、テンサウザンドウェイブスという温泉施設があります。漢字で萬波と書いてあるのが何ともいえません。ここは日本の温泉を再現したようなところで、駐車場に車を停め建物まで歩いていく途中の道、今自分は本当にアメリカにいるのかという錯覚を起こしました。それくらいよくできています。ここにはお風呂とマッサージ、および宿泊施設があります。お風呂は混浴と女性風呂に分かれており、水着は着ても着なくてもどちらでもよいことになっています。私は女性風呂のみ入ったのですが、水着を着ていた人は五人に一人くらいで、ほとんどの人が裸で入っていました。お風呂だけだと浴衣とタオルがついていて20ドルくらいです。アメリカでこのようなお風呂に入れることを考えると「まあそんなもんかな」という感じです。私が行ったのは夕方の5時頃ですが、思ったより人が多くてボケーッとするには少し混雑しすぎていたのが少し残念でした。

ところで入浴中に驚いたのが、仏像の入墨をしていた女性がいたことです。年齢は私とあまり変わらないか少し若いくらいと推定します。もっと驚いたのが、彼女がお風呂の近くで全裸であぐらをかいた格好で瞑想を始めたことです。う~ん、何ともコメントし難い…。正直「勘弁してくれよ」と同性ながら目のやり場に困りました。

売店にはアイスクリームが置いてありましたが、(瓶入り)牛乳が置いていないのが日本のお風呂としては足りないかも、と思いました。他には施設内に備え付けのシャンプーや石鹸、日本の工芸品(らしきもの)が置いてあって日本の温泉宿と似ていました。

入浴中に他の人と話していてちょっと気になったのですが、どうやら日本人は温泉で瞑想すると思っているらしい。ここの施設も最近瞑想室(meditation room)なるものをつくったらしいし。う~ん、それはちょっと違うんじゃないか…?もちろん日本人にも瞑想する人はいるだろうし場所によってもだいぶ違うだろうけど、どちらかというと温泉というと温泉に入った後は飲んで食べてカラオケしたり騒いだりと、快楽的イメージを私は持っているのですが。こちらでは落ち着いてお風呂に入りマッサージを受けたり瞑想にふけったり精神を休めるというイメージが強いようです。
[PR]
by coast_starlight | 2007-04-02 13:06 | 旅行