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<日々の出来事> 日日是作文

何か某予備校のキャッチフレーズみたいですが、仕事および私生活において毎日文章をどう書くかばかり考えているような気がします。留学中も「500ワードのメモ」や「1000ワードのペーパー」などはしょっちゅう書いていたのでだいぶ慣れたような気もしますが、英語と日本語で違うというのもあります。内容によっては英語で書くほうが日本語よりスッキリ書けるので英語で書いたほうが楽だと思うこともあります。しかし英語ばかり書いているとこれまた日本語のほうが怪しくなってくるし…というわけで留学中この記事を書くのは日本語の作文をする機会をつくる良いきっかけになっていたような気がします。日本に戻ってきてからは当然日本語を使う機会が多くなったので、割と文章はすぐに出てくるようになったかもしれません。

仕事ではあらゆる立場の人とやりとりをするので、伝えたい内容を簡潔に伝え、かつ伝えなくてもいいことを伝えないというのは日々難しいなぁと感じています。人にものを伝える手段は、対面・電話・手紙・ファックス・メールなどなどありますが、仕事でよく使う手段は対面(ミーティング)と電話とメールです。それぞれの通信手段にはそれぞれの特徴があり、内容によっては向き不向きがありますので、手段を慎重に選ぶ必要があります。

日々の生活の中で一番難しい通信手段は携帯メールかな…と思うことがあります。事務的な連絡ならともかく、とりとめのない内容ほどどう返せば良いのかわからなくなるときがあります。日々の出来事を書かれても私は今外出中なんだよー!と思うこともあれば、ちょっとヒマができたときにあれこれ打つのが結構楽しいときもあります。ただPCメールとは違って相手がどういうシチュエーションで読んでいるかが想像しにくい+長いと読みづらいこともあり、最終的に送信する前に何度も推敲している自分に気づくことがあります。携帯メールでは、PCメールよりも一字一句に気を遣います。敬体・常体・タメ口のバランスや、「~です」と書くか「~ですね」と書くか「~ですよ」と書くかでどうニュアンスが違ってくるか、なんてことも無意識のうちにおそらく考えているような気がします。例えば陶芸家は自分の納得のいく作品ができるまで100作品くらい作り続け、残りのものは全て割ってしまうなんていうのを子供の頃本か何かで読んだ気がしますが、ちょっとわかるような気がします(大げさかな)。もっとも、携帯メールを受け取っている相手に対してはそういう「行間」まで気づかせたくなく、私が一人で勝手に気を遣っていることが多いのですが。

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私の勤務先では、入社2年目の終わりにそれまでの担当業務をネタに論文執筆+発表をすることにより晴れて総合職になるというならわしがあります。これは多分に儀式的な意味合いもあるのですが、自分の考えをまとめて相手に伝えるというトレーニング的要素も大きいと思います。現在私は部下の男の子の指導をやっているのですが、前途多難…。作文力(と図表作成力・レイアウト力)をもって複雑な物事を相手に伝える経験があまりなかったんだなぁと感じます。今週末もこのために休日出勤をしなければなりません。

彼には「親身の指導」で接していきたいと思います。
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by coast_starlight | 2008-01-18 23:35 | 日々の出来事

<日々の出来事> FASID2003新年会

この週末、神保町のとあるロハス系レストラン(オーガニックとかマクロビオティックス系、かな)でお食事会がありました。今から5年前、2003年にFASID(財団法人国際開発高等教育機構)というところが始めた国際開発入門コースという講座に通っていた人達とのネットワークが今でも続いており、誰かが言い出したタイミングで極めて不定期に食事会が開催されます。私が留学に行く前には屋形船で花火を見る会を開催して頂きました(といってもたまたまタイミングが合っただけですが)。今回留学から戻ってきたということもあり久々に行くことにしました。

皆この時期忙しいからか参加者は6名しかおりませんでしたが、毎回近況報告を聞くのが非常に楽しみです。海外に仕事あるいは留学でいる人、転職した人…さまざまな人が世界のあちこちに散らばって自分の道を進んでいるのだなぁ、と感じます。カバーされていないのはオセアニア大陸くらい?というほどいろんなところに人がいて(かく言う自分もボストンに半年前までいましたが)驚かされます。

ちなみにこの講座、今でも年1回のペースで開催されているようです。これは国内座学+海外研修の2本立てなのですが、国内研修のみ参加することも可能です。私は残念ながら海外研修のときに予定が入っており国内座学しか参加していないのですが、海外研修(タイ)に行った人によると、滅多に会えない人達に会える極めて貴重な研修旅行だったようです。う~ん、行きたかった。


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なぜ私がこの研修に参加したかというと、何とか自分の専門分野である鉄道を、人の人生の選択肢を増やすことに貢献するようつなげることができないかなぁと考えていたからです。あとは当時入社4年目で「自分はどうありたいのだろう」などとあれこれ悩んでいた時期というのもあると思います。研修で学んだ分野で働くことについては大学生の頃から興味はあったのですが、国際協力とか国際開発という言葉ありきで自分の進路を考えると途中で行き詰まりそうというか、それはあくまで手段であって自分の本当にやりたい分野は何か…と考えると交通関係、その中でも鉄道関係だったのでそちらを念頭に置いてキャリアを積むことを考えることにしました。今から思えばこの考えは間違っていなかったと思います。FASIDで出会った人達も電力や林業、環境関係など多くの人がそれぞれ自分の専門分野というのものを持っています。私も幸いケネディスクールに留学する機会を得ることができ、その後自分の専門分野について引き続き実務経験を積むことができています。これもあらゆる人との出会い・しかるべきタイミングでのよきアドバイス・慎重でも時には思い切りの良い意思決定…この積み重ねのお陰だと思います。
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by coast_starlight | 2008-01-07 00:17 | 日々の出来事

<日々の出来事> 謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。日本に戻ると、やっぱり年賀状つくらないと気分が出ない、ということで年賀状つくりました。(私が個人的に出した年賀状とは写真が若干異なります)

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<オマケ> 昨日書いた Creativity に関して補足

昨年私がベオグラードを旅行したとき、ベオグラードでのステイ先を提供してくれたケネディの同級生の幼なじみ(ベオグラード大学で哲学を勉強した後高校で哲学や論理学の先生をしているらしい)との会話メモを発見しましたのでご紹介します。

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「今年の私のキーワードは creativity になったの。というのもあらゆる場所を旅行してわかったのだけど、見る景色によって自分でも思いもよらなかった発想がわいてきて、そういう自分を発見するのが面白いということがわかったの。でもこの創造(creativity)には忍耐(courage)が必要というか、言語化して人に説明できるようになるのは結構大変な作業で、ときに頭が痛くなるということがわかったの。だから今年の私の目標はそのための忍耐力を自分につけることだと思う。」

「何かで読んだんだけど、アインシュタインの相対性理論などの科学的な理論などが発見された過程というのは多くが非合理的なものらしい。思いついたことそのものは論理的に説明可能でも、なぜそれを思いついたかというのは直感(intuition)からというのは何かわかるような気がする。ところで君は今この瞬間なぜそんなことを考えるのだろうね?」

「おそらく私は相手が理解可能な---ここで言うのは知能のレベルという意味ではなくどのへんの観念的概念を共有できるかという意味だけど---なおかつ興味を抱くであろう話題を選んで話そうとするからだと思う。」

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ここでいう「どのへんの観念的概念を共有できるか」という見極めは今までの経験と直感に頼るしかなく(それこそ論理的な説明が難しい)この「何となく」の感覚を磨くにはやはり多くの人と出会いたくさん会話するしかありません。この経験と直感を、ケネディスクールでの留学生活で得たのだと改めて思いました。
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by coast_starlight | 2008-01-01 23:41 | 日々の出来事