私はよく友人知人にこんなことを言います。
"There are two types of people - people who eat to live and people who live to eat. I think I am the latter." 「世の中には、生きるために食べる人と食べるために生きる人の2タイプがいると思うんだ。私は後者だと思っているんだけど。」 食べることは生命維持のために不可欠な行為です。したがって"eat to live"の考え方はある意味正しいと思います。でもこれだと食べている(→消化している)のはまさに食材だけで、動物がエサを食べるのとあまり変わらないと思います。それに、"to live"=「生命維持」だけでしょうか?その場の雰囲気や一緒に食べる相手は、食生活を精神的に豊かにするために重要な要素だと思います。最高級の食材を使った料理でも、嫌いな人と一緒に食べる食事は、胃袋を満たしてはくれますがあまりおいしく感じられないと思いませんか?食材だけでなく食事の場全体を含めた食生活に向上心を持つ(live to eat)ことは、人生を豊かにし心身ともに健康にいるために重要だと思います。一人暮らしをしていると普段家で食べる食事は一人でしますが、たまに一緒に食べて楽しいと思える友人知人を持っておかないと日々の食生活が精神的に貧相になってしまうと切に感じます。また年を経るにつれ自分が一緒に食事したいと思う相手と都合をつけるのが難しくなり、またそういう人に限って特に忙しかったりするので、人と食べに行く機会が減ってしまうなーと感じています。そのため各種イベント(懇親会/食事つき)に参加したりするのですが、なかなか初対面の人と何を話していいかわからずかえって気疲れしたり…難しいものです。もっとも初対面の人と打ち解けるもっとも手っ取り早い方法は一緒に食事することだと思うので、その重要性は十分認識しているつもりなのですが。 冒頭で人は"eat to live"と"live to eat"の2タイプに分かれると言っていますが、実際は状況によって両方あり得るのでは…とも思います。(私の場合は後者がメインであり、そうありたいと思っているということです。)家で一人で食事するときも、たまにはちゃんと準備して食べるようにしないと"eat to live"状態になるので、少しでも"live to eat"を実践するよう心がけたいところですが、忙しいとそうもいかなくて…。そんなわけである程度頭を使った手抜き料理(石焼ビビンバもその一つ)を何品かレパートリーとして持っておくことが大事だと思います。 ----- 今ふと思いついたのですが、eat→drinkに変えるとどうなると思いますか?食事と違って飲み(アルコール)は別になくても生物学的にいう生命維持は可能ですよね?「いや、僕/私にとっては生命維持のために不可欠だからdrink to liveなんだ!」という人もいるかもしれませんね。実際のところどうなんでしょう?わかる方は是非教えて下さい。
by coast_starlight
| 2006-10-19 08:43
| 日々の出来事
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